医学部の受験費用はいくらかかる?

医学部の受験費用には受験料だけでなく、当日の交通費なども含まれます。
地方都市などで遠方の大学を受験する場合は、現地での宿泊費用なども考慮に入れる必要があるでしょう。

国公立の受験料はほぼ均一に設定されていますが、私学の場合は大学のランクごとに高額になる傾向があるようです。
また、センター試験を利用した場合とそうではない場合では受験料に大きな違いがあり、トータルをコストが半分近くにまでおさえられる場合があります。

ついつい見落としがちなお金の問題についてシンプルにまとめてみました。

まずは、センター試験を受ける費用を知っておこう

センター試験の受験料はおよそ15,000円~20,000円の範囲です。
一方の一般入試の受験料は35,000円のため、センター試験を利用したほうが安くなります。

センター試験利用のメリットは費用の安さばかりではありません。
センター試験は、幅広い大学で学生の選抜方式として利用されており、センター試験を受けることにより多くの大学に出願できるチャンスが広がります。

また、一般入試では大学ごとに独自の問題が出されますが、センター試験では高校卒業レベルを中心に比較的平均的な問題が出ることが多く、対策が立てやすいという利点もあります。

さらに、センター試験であれば住んでいる都道府県で受けられるため、交通費などの節約にもつながります。

複数の医学部を受験するなら、交通費も考えておこう

大学ともなると、自宅から遠方のキャンパスに通うことが当たり前になります。
一般入試は、センター試験と違い大学が指定する受験会場まで足を運ぶ必要があるため、必然的に交通費がかさむことになります。
現地での受験日程が数日間におよぶ場合には宿泊費用なども計算に入れる必要があります。

周りの協力が得られる場合は、自家用車などで現地まで送ってもらう方法が最も安上がりではありますが、自分ひとりで移動する場合は選択肢が限られます。
試験の日程をあらかじめ計算し、キャンパスの近い医学部の試験をうまく組み合わせることで交通費を節約するとともに、移動時間も最小限にとどめることができます。

自宅から電車で無理なく通える範囲の大学ならばそれほど気になりませんが、県をまたいで受験するとなると、トータルの予算についても配慮する必要が出てきます。

トータルの平均費用はいくらくらいか

大学の受験費用は結局、受験料と交通費の合算で表されると言えます。
これは医学部のみならずすべての学部に共通することですが、医学部の場合は設置している大学が少ないため、受験にかかるトータルコストもやや高額になる傾向があります。

また、大学入試では複数の大学を受けるのが普通です。
そうなると当然、受験費用の総額は入試を受ける大学の数だけ増えることになります。

近年では優秀な学生獲得のため、都市部の大学でも一般入試をいくつかの都道府県で分散して行うなど、学生にとってはありがたいシステムを採用しているところもあります。
すべての入試をセンター試験経由で行った場合と一般入試の利用で行った場合では、最高で8万円以上の開きが出るというシミュレーションもあります。

受験費用の節約を考えるのなら、迷わずセンター試験の利用を選びましょう。

まとめ

ここ数年、医学部入試は売り手市場と言われています。
少子化の影響で受験者そのものが減少し、それぞれの大学ではより優秀で意欲のある学生を取り込もうと、多種多様な入試改革に取り組んでいます。

受験コストの削減もそのひとつで、都市部に本拠地を置く大学でもやる気のある学生が入試を受けやすいようにいくつかの地方都市で試験を行い、交通費などの負担軽減に取り組んでいます。

志望大学までの移動費用をあらかじめ計算しておき、少しでも距離的に近い大学を受験するのもひとつの戦略です。

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