医学部の志望動機の書き方を解説

志望理由書は、大学にとって学科試験では見ることのできない受験者の人物像を知ることができる重要な選考書類になります。面接においても大変参考にされるため、よく考えて書き上げる必要があります。医学部で多くの勉強をした後も、将来医師になってからも、目標を持って努力できる人物かどうかを判断されるのです。熱意が伝わるように、しっかりアピールしてまとめましょう。全体の構成や、書くときの注意点はどんなものでしょうか。

医学部における志望理由書とは?

医学部における志望理由書とは、医師になりたい動機を伝えるためのものです。医師を目指す決意や将来の夢、受験大学で勉強したい理由を伝える必要があります。大学は、学生が医学部を中途退学したり、医師免許を取得できない状況になることを、最も避けたいのです。医師になるために、どんな努力もできることをアピールしましょう。

医学についてよく調べ、受験大学で学べることをよく知ったうえで、将来の夢やビジョンを描きます。自分自身の志望動機や熱意と、大学医学部の目指している方向がしっかり噛み合っているかどうかを確認することが大切です。学力試験や面接と同じく、重要な合否判定材料の一つになります。面接だけでは伝わらない部分を、上手にまとめて書き上げましょう。

志望理由書の構成は?

志望理由書の構成要素には、4項目挙げられます。

1つ目が医師志望理由です。医学に対しての熱意と、医師でなければならない理由を明確にします。医師とはどのような仕事なのか、よく知ることが大切です。

2つ目は自分の将来像です。医師の仕事についてよく知ったうえで、自然と明確になってくる目標やイメージを書きます。

3つ目の大学志望理由では、目標を達成するために、受験大学でなければならない理由を明確にしましょう。なぜここの医学部を選ぶのかを書くことは、とても大切です。大学医学部の教育理念や大学病院の運営方針を読み、どのような医師の育成を行っているかを調べて、自分の将来像とマッチさせましょう。

4つ目に勉強や部活動の方向性を述べ、大学での展望をまとめるようにましょう。

志望動機を書くときの注意点や書き方は?

志望動機を書くときは、自分の本音で書くことが最も重要です。本音で書かなければ伝わる文章にはなりません。オープンキャンパスや説明会に参加するなどして、受験大学をよく知る機会を持ちましょう。

書くときは、段落分けが大切です。構成要素ごとに、段落に分けて書いていきましょう。長すぎても内容が伝わりにくいため、各段落は4行程度でまとめましょう。各段落の最初か最後に、その段落で伝えたかったことを書きます。

段落をつなげることによって、志望動機がつながりを持ち、原因と結果のように全体の流れが1つにつながり、過去、現在、未来をつなぐ一直線上に受験大学の医学部があることが大切です。全体は800文字程度にまとめ、少なくとも2回以上は第三者による文章校正を受けましょう。

まとめ

このように、医師になるためにどのような考え方を持っているのか、熱意を表現する書類が志望理由書です。構成や書き方、受験大学の教育理念や求めている人物像をよく理解した上で、自分の言葉で書きましょう。第三者から添削を受けて、構成を見てもらうことも大切です。一般入試で提出する場合もあるため、志望理由書が必要か否か早めに願書を入手して確かめましょう。

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