2017年、大学医学部の学費事情

一言で医学部といっても私立、公立と分かれています。大学の数に関しても国立が40%ほど、私立が30%。そして公立が10%といわれています。その中でも公立と国立は学費が安く、6年を通して400万円程度が平均です。

それに比べて私立は2000~4000万と高額です。その違いは何でしょうか。またできる限り金銭負担を軽くした上で、医学部に入学する方法はあるのでしょうか。学費がネックで大学をあきらめてしまう前に、参考にしていただければとおもいます。

医学部志望者の増加!学費の推移はどうなっている?

将来は医師となり、人や社会に貢献をしたい。そのために専門知識を学ぶ医学部。昔から需要が高く、多くの方が目指していましたが、近年ではその需要がさらに増え大学の偏差値はもちろんのこと、学費やその敷居まで高くなっているといわれています。そうなると費用面がネックで、医師を目指すことができないという方も出てくると考えられます。

医学部には国立、公立、私立とあるのですが、授業料や入学費とそれぞれを分けた上で発生する費用を30年ほど前と比較したところ公立、国立の授業料は約15倍、入学費は6倍近く上昇。私立の場合も授業料が5倍、入学費が3倍と大きく上昇しています。同じく大学の偏差値に関しても、30年前に比べると10倍近く違うとデータがあります。

私立と公立の学費の差はどれくらい?

30年の時を経て、学費が大きく上昇した医学部。現在はどのくらいの費用が発生するのでしょうか。公立や国立は一律で年間55~60万程度と、通常の大学とあまり差はありません。6年間で330万円、そして入学費を合わせても350万程度とみておくべきです。これは学部に関係なく、一律になっていますので費用がネックだと考えている方は参考にしていただければとおもいます。

私立の学費に関してはいかがでしょうか。大学によって大きく異なり、2000万~4000万円が多く、高額な大学だと5000万円というケースもあるとのこと。両方を比較するだけでも大きく異なりますので、医学部に入学を検討している際は、十分に吟味していただければとおもいます。学生の内は多くの費用が発生することは確かですが、医師になると平均よりも給与が高いため、奨学金で入学するという手段もあります。

少しでも安く医学部に入学できるようにするには、何をすべき?

国立や公立医学部を目指すにしても、もう少し費用負担を抑えたい。そんな方に検討していただきたいのが、教育ローンやお礼奉公、そして特定の医学部に入学することで授業料が免除になるということです。別の項目でも申し上げましたが、一般的に費用のことになると、奨学金を勧められます。しかし奨学金は確約できるものではないので、金融機関からの教育ローンを受けるのもよいでしょう。そしてお礼奉公と呼ばれるシステムですが、学費を病院が支払うので数年間、大学が指定した病院で働くというものです。

病院から事前に内定をもらえることになるので、在学中は不安なく勉学に励むことができるのもメリットです。そして一定の条件はあるも、卒業後に数年間働くことで学費を免除できるシステムもあるのです。これらを駆使すれば、不可だとおもっていた大学への入学も可能ではないでしょうか。

まとめ

公立や国立は私立と異なり、通常の大学と同じくらいの学費で通うことができます。私立は前者に比べると高額となり平均2000~4000万円程度の学費が発生するので、事前に必ず確認するべきです。どうしても費用が気になるという場合は教育ローンやお礼奉公、特定大学の医学部へ入学することで費用を免除できるとのこと。しかし卒業後に一定の条件があることがほとんどですので、その旨を把握した上で医学部を目指しましょう。もちろん資料請求が可能ですので、複数の大学へ資料請求を行い比較するのもよいですね。

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