医学部の受験で増えつつある、「ネット出願」とは?

近畿大学医学部を筆頭に、近年インターネット出願を実施する大学が増えてきました。ネット出願という名称から、パソコンですべて完結するようなイメージがありますが、手続きに必要な書類は郵送という学校が多く、正確な情報収集が大切です。東北薬科大、杏林大、順天堂大、日本大、東海大、関西医科大、近畿大、福岡大などでネット出願があります。

2018年度からは、群馬大、山梨大、岡山大、徳島大、香川大、愛媛大、高知大、佐賀大、熊本大、国際医療福祉大、帝京大、愛知医科大、久留米大などが郵送出願を廃止して、ネット出願のみとなりました。近年増加しているネット出願について、具体的にご紹介します。

ネット出願とは?どのように行うの?

これまでの一般的な出願方法は、大学の募集要項を請求して、紙の願書を入手し、手書きで記入して、期日までに郵送するという手順でした。しかしネット出願では、大学のホームページから申し込みフォームに入力し、指定日までに受験料を振り込むという形になります。

出願先によっては、他の必要書類は別途郵送しなければならなかったり、後日受験票をプリントする必要がある場合もあるので、注意しなければなりません。また、ネット出願にあたっては、確認メールを受信できるパソコンのメールアドレスや、アップロードする顔写真のデータを事前に用意する必要がある場合もあります。受験予定校がネット出願なのかは、早めにチェックしておくことが大切です。

ネット出願を行うメリットとは

ネット出願の大きなメリットとしては、大学の願書を取り寄せる手間を省くことができる点です。紙の願書を請求して届くには、数日程度かかってしまいますが、この時間が節約できることで、急な志望校変更にも対応しやすくなるのです。締切日直前の申し込みはおすすめできませんが、ネット出願なら24時間どこでも出願することができます。

また、紙の願書では、書き間違えた際に修正ができないため、最初から書き直さないといけないという緊張感があります。しかしネット出願だと、自動でエラーチェックがされるため、必要事項の入力漏れなどのリスクを防ぐことができます。他にも、郵送出願の場合は、受験料の振込みも特定の金融機関が指定されている場合が多いのに対し、ネット出願だと、コンビニやクレジットカードでの支払いが可能な大学が多いことも特徴です。

ネット出願をする際の注意点

ネット出願の注意点は、ネット出願だからといってすべてをインターネットだけで解決できないといった点です。受験料の支払いや、必要書類の郵送などは、一般の出願と変わりませんので、締め切りに間に合うように余裕を持って完了させる必要があります。特に、高校の調査書や、担任や高校の推薦書のような書類は、出願締切日直前に用意できるものではないので、事前に多めにお願いしておくなどの準備が重要となります。

また、受験票をプリントアウトしていかなければならない場合もあるので、受験当日まで緊張感を持って整えることが大切です。ネット出願は、便利なポイントも多いですが、まだまだ慣れていない受験生が多いので、注意点に気をつけて、ひとつひとつ丁寧に準備していきましょう。

まとめ

このように、近年医学部受験にあたって、ネット出願で出願を受け付けている大学は増えてきている現状にあります。書類の記載での書き損じなど、メリットの多いネット出願ですが、期日や必要書類など、注意すべき点も多々あるのです。社会に出てからも情報収集は必須です。自分が受験したいと候補に挙げている大学がネット出願なのかどうかは早めに確認しておきましょう。

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