2018年度の医学部受験で、変更されたところとは?

非常に狭き門である医学部合格。高倍率の競争になるにつれて、医学部を目指す受験生は、医学部だけに特化した受験対策をするのが重要となってきています。そのため、受験シーズンを迎えるまえに、医学部受験の概要や特徴を正確に把握し、医学部受験生としての作戦を練る必要があるのです。では、2018年度の医学部受験の変更点や傾向とは、一体どのようなものなのでしょうか。

募集人数は増えている?減っている?

全国的な医師不足にともない、全体的に医学部の募集人数が増えてきている傾向があります。しかし、募集人数の増減は、大学によって様々です。医学部は、国立大学と私立大学で学費や倍率が大きく異なるという特徴もあり、大学によって受験の際の特徴も変わってきます。例えば、国立大学の旭川医科大、弘前大、山形大は医学部の募集定員が若干名減少しています。それに対し、東大や京大などは特に募集定員を変更していません。

募集定員を増員する予定の大学としては、岩手医科大、獨協医科大の一般募集、国際医療福祉大、東海大、兵庫医科大の一般募集と推薦枠といった大学があります。このように、若干名の募集定員増減がある大学もありますので、募集要項で正確に把握する必要がありますが、いずれにせよ、変更はごく少数の増減といえます。定員に関係なく、医学部受験の勉強を積み、自身の学力に合った受験校を選ぶことが第一といえるでしょう。

倍率や競争率はどう変化しているのか

安定した将来をのぞめることから、医学部志望者は年々増加しており、倍率は非常に高くなっているといえます。ただし、東大理3や京大医学部医学科に代表されるような、国立のトップ大学は、センター試験での第一次選抜基準が高く設定されているため、二次試験での最終的な倍率はほぼ変わらないでしょう。

関西圏での国公立では、京都府立医科大、神戸大学医学部、大阪市立大医学部、奈良県立医科大、滋賀県立医科大、和歌山県立医科大といった大学がありますが、学費の安い国公立大学の競争率は非常に高いです。国公立大学の併願先ともなる私立大学の医学部も倍率が高いですので、兵庫医科大や関西医科大、大阪医科大といった大学も倍率はあがっています。

一般だけじゃない、公募推薦やAO枠も増加している!?

2018年の医学部受験で特に注目したい点は、公募推薦やAO入試枠が増えてきている点です。大学受験の新テスト導入に向けて、公募推薦や地域推薦などの推薦枠を準備する大学が多くなってきています。出願方法の多様化にともない、事前に正確な情報を集めて、受験対策を組むのがよりいっそう重要となってきました。

東京医科歯科大は、国際バカロレア入試、帰国生入試となる特別選抜入試を新たに実施することになりました。福井大医学部は、全国枠の推薦入試は1浪生までを出願可に、福井県枠では、県外出身合格者数を制限しました。名古屋大医学部の後期募集や名古屋市立大の地域枠推薦は、愛知県内高校出身という出願資格を追加しました。岡山大医学部は、ディスカバリー入試、国際バカロレア入試という新たなAO入試を設置しました。このように、一般入試ではない、推薦入試には、変更点が多々見られますので、募集要項を確認しましょう。

まとめ

このように、医学部受験の倍率や競争率は、年々高くなっています。そして募集定員や推薦入試など、出願年度によっての変更点がみられる大学も多くなっています。医学部受験は出願時から情報戦です。早い段階から、正確な情報を集めると心穏やかに受験に挑むこともできます。焦らず失敗しないよう、早めに準備することをこころがけましょう。

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