暗記科目ではない!?医学部入試対策【化学編】

医学部入試化学の攻略には、必須項目の暗記と、それに基づいて立式する力、さらにはそれを解いて答えを導く応用力のすべてが必要になります。
実際に問題を解いてみて、まずはそれを体験しましょう。

有機が多いイメージの医学部ですが、有機の問題は最後は必ず理論化学に帰着します。
理論、有機に特に重点を置き、基礎の理解を徹底させ、大学ごとの入試スタイルに沿って対策を練っていくことが1番の効率のいい勉強法です。

各大学の化学の出題傾向は?

医学部入試において、化学はどうすればいいか、大学ごとの出題傾向はどうなのか、理論無機有機化学でどの分野を重点的に勉強すべきか、気になるポイントはたくさんあります。

大学ごとの特色を押さえるのはとても大切なことです、これは一言で言える話ではないので各自志望校分析の際に行うことをオススメします。
人から聞いた話、どこかの本や塾の情報にある内容ももちろんですが、参考書などで1回入試問題を解いてみて、自分の実力との差を見つめることが1番正確にわかると思います。

大学ごとに、難易度が標準のものをたくさん解くのか、難しいものが出るのか、実験考察問題がでるのかでも、これから先の勉強方法や解答の仕方が変わるので、早めに敵を知っておきましょう。

化学は暗記だけでも最後まで解き切れませんし、応用力だけあっても暗記がきちんとなっていなければ式を導き出せずに得点につながりません。
ただ問題のタイプを知るのではなく、暗記と応用各々で求められる基準を明確にしましょう。

最初が肝心!?化学の勉強のコツは?

実際に医学部入試を受験するにあたり、必須科目が化学です、理科2教科選択といっても必ず選ぶのがこの教科でしょう。

ではウェイトの大きい化学の勉強法は、というと、基礎を時間をかけてじっくり、という一言に集約されます。
化学は最初の勉強が1番大事なのです。

理科は完成が遅くなりがちなので焦る気持ちもわかりますが、まずは、現象を自分の言葉で説明できるまで理解することが大事です。
ただの丸暗記に見える説明でも、ルールのように見える事象でも、必ずそこにたどり着く原理があるのが化学です。
原理を理解していれば暗記をしても抜けにくいですし、自分で導き出すことができます。

また、応用問題の解き方の根本になる考え方が、「事象の説明」に集約されているのです。
すなわち、新出事項として習ったものを、自分で説明できるくらいまで理解すれば、暗記も早く済み、必要以上に繰り返すこともなく、応用問題へもスムーズに移行することができるのです。

三分野の勉強方法は?

化学には大きく、理論、有機化学、無機化学の3分野があって、医学部入試で特に大事なのは理論と有機です。
理論が大事なのは、無機でも有機でも、問題を解き進めるとあるポイントから理論の問題の解き方へと方針が変わるからです。

具体的には、化学反応式を立てるところまでは有機の知識が必要で、各成分について問題文や実験の手順から推察する必要があって、化学反応式がたってしまえば、そこからは理論の問題へと変わる、といった具合です。

また、無機より有機が大事なのは、将来生物を研究、勉強するにあたり、その基本となる構成成分がすべて有機物質であるからで、有機物質についての知識が時に将来勉強する上で必要になるからです。

例えば消化酵素で食べ物が消化されるときにどう分解されるかという話などで糖の分野が大事なのは誰でもわかりますよね。
よって、結局は暗記でカバーできる無機よりも、まずは理論の完成、次に有機を覚え問題演習を重ねることが大事になります。

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