医師になりたいという夢を幼いころから持っている方もいると思います。
また、これまでの体験、見聞きしたことから目指すようになったという方は多いです。
その夢を叶えるためには、大学の医学部で専門的な勉強して、国家試験を突破しなければなりません。
医学部に入ること自体も難しいので、その前に受験対策ができる予備校でしっかり勉強しなければなりません。
医学部や予備校はたくさんありますが、いい医師になるにはどこがいいのでしょうか。
近年は、大学全入時代とも言われており、学部やレベルを選ばなければ大学に入ることは可能です。
私立大学も増えてきており、国公立、私立を合わせた全国の大学数は800校近くにもなります。
その中で、医学部がある大学というのは80校ほどです。
その数からも、入ることの難しさがわかるでしょう。
さらに、関東や関西の都市部には、医学部のある私立大学も多いですが、その他の都道府県においては、各1校ほどずつしかありません。
医学部を目指すのでなければ、地元や、住んでみたい都市といった場所をまず決めて、その場所で目指したい学部のある大学を探す人も多いです。
しかし、医学部を目指す場合は、どこがいいと決められるほど数が多くありません。
必然的に、大学のレベルや入試の内容と自分の偏差値とを照らし合わせて進路を決めなければなりません。
模擬試験などの結果だけを見て、決めるのは難しいです。
医学部受験に精通した予備校で、さまざまなデータをもとに進路相談をしながら、勉強していくのがよいです。
合格するのが難しい医学部に入るためには、予備校で勉強して合格を目指す人がほとんどです。
予備校で強化すべき科目は、やはり数学、理科、英語の3科目でしょう。
これらは、国公立大学入試の2次試験で必要な科目ですし、私立大学の入試では、この3科目だけの受験というところも多いです。
国公立大学入試の場合は、センター試験で全ての強化でまんべんなく、高得点をとらなければなりません。
ですから、特に苦手科目がある場合はその強化も予備校で対策すべきでしょう。
そして、全ての教科で苦手つぶしができたら、主要3科目の徹底的な強化です。
センター試験は、医学部を目指すのであれば、最低8割得点できて当たり前です。
2次試験の3科目で、1点でも得点することが合格への近道です。
この3科目は、受験だけでなくその後の大学での勉強でも重要であり、基礎となる部分なので勉強して無駄なところは一つもありません。
予備校では、基本的な知識だけでなく、各大学の入試の傾向に合った勉強をしていけます。
行きたい医学部が決まったら、そこに合格するためには予備校はどこがいいか決めて、しっかり対策をしていきましょう。
そこで、予備校を決める指針の一つとして、各予備校の合格者実績があります。
もちろん、自分が目指す医学部への合格者が多ければ、魅力的です。
しかし、そこで確認しておきたいのが合格者実績の数字だけでなく内訳です。
現役合格者なのか、浪人生なのかというのも確認しておきましょう。
その数字も比較すれば、より自分に合った勉強ができる予備校を選ぶことができます。
また、行きたい大学の候補が複数ある場合、幅広く医学部対策ができるところがよいでしょう。
予備校によっては、特定の大学、特定の地域の大学の対策だけに特化している場合があります。
大学試験を突破するには、基礎的な学力向上ももちろん大切ですが、受験する医学部試験の分析も大切です。
目指したい大学の入試の豊富な知識、データがあり、しっかり対策できる予備校を選ぶことが必要です。