医学部に強い予備校にはどんな特徴があるのか

公開日:2017.03.23 更新日:2019.03.27

医学の道に進みたいのなら、医学部受験に特化した予備校を選ぶ必要があります。
一般の予備校とは講義のカリキュラムが違いますし、何よりも講師陣のスキルに差があります。

医学部専門予備校は数そのものが少ないため選ぶうえでの情報があまり得られないかもしれませんが、進学雑誌やネットのクチコミを参考にすれば医学部に強い予備校を見分けることができます。

集中できる環境で勉強を進めるためにも、医学部受験をきちんとフォローしてくれる予備校に通いましょう。

医学部受験で普通の予備校ではいけない理由

医学部に強い予備校は第一に、講師陣のスキルが違います。
特に理数系科目が充実しており、もともと理系ではない生徒でも短期間で複雑な単位換算などが使いこなせるようになります。

もちろん文系科目にも幅広く対応しているため、必要な受験対策はすべて行えると考えて良いでしょう。
大学ごとの試験の傾向についても詳しく把握しているのが強みのひとつです。
医学部受験では国公立か私学かによって重視するポイントが大きく異なり、その大学に合わせた傾向と対策が必要になります。

また、医学部受験に特化した予備校は自習室も充実しています。
医学部受験では社会人や浪人生の受験が一定の割合を占めるため、現役生とは別の落ち着いた空間で勉強できるように配慮されているのです。

授業スタイルもスクールごとに違うため、自分と相性の合うところを慎重に選びましょう。

医学部に強い予備校の特徴とは

医学部に強い予備校は、国公立と私立で違ってくるようです。

国公立は大手の予備校のほうが有利と言われ、集団型授業が特徴です。
どのような大学でも対応が効くカリキュラムが組まれてることが多く、志望校を変更することも可能です。
また受験界のカリスマと言われるような有名講師も多数在籍しています。

これに対し、私立に強いのが、医学部専門予備校と言われています。
専門予備校は少人数やマンツーマン授業が多く、自分の弱点を把握しながら勉強を進めることができます。

また志望校別の講義もあるため、志望校が決まっている場合にはかなり有効な手段と言えます。

通うのであれば、実績のある所に行くべし

予備校の実績を客観的に測る指標は進学率ですが、医学部受験に特化したところでは進学率による単純な比較がしにくい傾向にあります。
医学部は一般の学部よりも倍率が高どまりする傾向にあり、低い倍率だからといって必ずしも入りやすい大学であるとはかぎりません。

また、受験者数も一般の学部とくらべてかぎられてくるため、見かけ上の進学率と実態が合わなくなる場合も少なくありません。
本当の意味で実績のある予備校は雰囲気でわかります。

健全なかたちで進学率を伸ばしているところは生徒からも信頼される傾向にあります。
講師と生徒とのコミュニケーションが緊密にとれるかどうかも大切なチェックポイントで、フォロー体制がととのっているほど講師陣のスキル水準も安定していると評価することができます。

まとめ

医大生をめざすのなら、医学部受験に特化した予備校に通うのが近道です。
それも進学率などの実績が安定しているところを選ぶことにより、合格の可能性をより高めることができます。

各校の実績は進学率といった目に見える数値データ以外にも、講師陣のスキルや授業スタイル、クラスの雰囲気などからも推し測ることができます。
ネットのクチコミなども参考になりますが、最終的には外部の評判を鵜呑みにせず、自分にとって落ち着いて学習が進められる予備校を選びましょう。

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