医学部予備校の学費を比較|関西編・関東編

医学部予備校の学費を比較|関西編・関東編

医師を目指す人にとって、避けて通ることができないのが医学部入学です。受験対策のために予備校に通う人もいますが、医学部や医科系大学は一般の国交立、私立大学とは受験対策が異なるため、医学部を目指す学生の多くが医学部受験に特化した予備校を利用しています。

しかし気になるのがその費用です。ただでさえ一般大学よりも学費のかかる医学部進学を考えると、予備校選びは慎重にならざるを得ません。医学部予備校は関東、関西ともに多く存在しますが、料金体系や特徴も様々です。

苦手分野や学習環境、経済的事情など、様々な要件を考慮しながら自分に合う予備校選びをしましょう。

医学部予備校の学費を比較(関西)

※下記表ですが、横スクロールができます。

予備校名基本情報学費特徴
医進の会大阪市内に3校を運営する医学部予備校で、個別学習指導が特徴。地方出身者には寮も利用可能。入学金   110000円
設備維持費 11000円
1時間あたりの授業料 8800円(1コマ2時間)苦手分野や家庭の状況に応じて、完全オーダーメイドで科目やコマ数を決めることができ、学費は月謝制。
個別指導で再受験、多浪学生からの信頼も厚い医学部予備校。医学部受験を熟知したプロの講師による指導には定評があり、授業料が後払いという点でも魅力。1コマ2時間を個別で指導、そのまま自習や仮眠もとれるなど、学習環境の整備にも力を入れている。
進学塾ビッグバン大阪市梅田と東京に校舎があり、圧倒的な学習量で志望校合格へ導くスタイルが特徴。少人数クラスのエクシードコースは200万円~
完全マンツーマン個別指導コースは250万円~
マンツーマン個別指導に加え選択するコースによっては年間で1000万円程度の学費になることもあるが、何年も浪人するよりは1年で合格できれば、結果的には安い学費と言える。
大手予備校の3倍以上の学習量で量、質ともに学生の自信をつけながら、合格に導く。同じ学習タームを年間3回繰り返し、知識を確実に定着させる。
ミリカ医専大阪府茨木市にある医学部予備校入会金 30000円
年間諸経費 30000円
年間授業料 
スタンダードコース320万円~
(夏期・冬期講習含む)
合格保証コース 450万円
(限定5名 夏期・冬期講習含む)
医学部合格率の高さと学費の安さが特徴、限定5名で医学部合格保証コースを受講することもできる。
医学部受験研究会大阪市天王寺区にある医学部予備校で定員の上限を設け、10人しか入塾させない徹底した少人数生を実現している。一人あたりに対する手厚い指導を実現している。入学金220000円
授業料4180000円
個別指導料は1時間あたり8800円
高卒生10名の定員に対し5名の講師が在籍するため、1人あたり2人の講師による丁寧で余裕のある指導が受けられる。

関西地域には多くの医学部設置大学、医科系大学があります。予備校も河合塾のような大手予備校以外に、医学部予備校が大阪府を中心に豊富に存在する地域です。

大手予備校では医学部コースや医学部専門校舎に入るためには、選抜クラスに入らなければならない場合が多く、上位クラスに在籍できるだけの学力が必要になることがほとんどです。

一方、医学部受験に特化した医学部予備校では、多くの場合学力に関係なく医学部を目指すために必要な専門的指導を受けられるのが特徴です。選抜クラスを持つ医学部予備校もありますが、学力偏差値がそれほど高くなくても、少人数クラスで手厚いサポートを受けられ、また自己管理が苦手な場合でも徹底した学習管理を行ってくれます。

学生講師のいる予備校もありますが、多くは難関医学部や有名「医大卒の講師が在籍し、小論文対策や面接など医学部に特化した対策の他、参考書の選定など個人の弱点に合わせた個別学習ができます。

関西地域では学費の安さでは、進学塾ビッグバンが安く、少人数制からマンツーマンまで経済事情や希望に合わせて選べる点でも、コスパが高いと言えます。

医進の会もまた月謝制である点、自分の苦手分野や金銭面との兼ね合いを考慮しながら、時間割を決められる点で安心ですが、必要な科目と授業コマ数を取ると毎月の月謝は、約50万円程度になります。

いずれにしても、支払い額だけにとらわれすぎるのもよくありません。一見、高い学費のようでも、1年で合格することができれば、最終的には安く済みますし、他と比べて学費が安い場合、季節講習や小論文、面接その他の指導料が別途必要な場合もあります。

医学部予備校の学費を比較(関東)

※下記表ですが、横スクロールができます。

予備校名基本情報学費特徴
野田クルゼ東京都千代田区 御茶ノ水駅から徒歩1分にある医学部予備校高3生:
1講座15000円(月謝制・教材費別途)
高卒生:
国立医進コース:79.8万円
スーパー選抜コース:215万円
1970年開校の老舗医学部予備校で、少人数制クラスのほか、個別指導コースもあり、完全志望校対策コースを選ぶこともできる。
ウィンダム東京都渋谷区にある医学部予備校アドバンススーパーコース(基礎がある場合):標準学費 298万円
アドバンスマスターコース(基礎からの場合):226万円
5~15人の少人数制クラスと全科目レベル別のクラス編成が特徴で指導力の高さには定評がある。
東京メディカル学院東京都中野区に校舎を持つ医学予備校現役生
入学金55000円
設備維持費55000円
授業料825000円
高卒生
入学金110000
設備維持費110000
授業料1650000円
生徒を24人しか募集せず、少人数制でじっくり徹底サポートしてくれる予備校。また医学部予備校の中では、授業料が特に安い。無料の夜間特訓指導や授業の無い日でも使える各生徒専用の個人机など、生徒第一主義にこだわっている
アガルートメディカルオンライン型予備校
通信に加えて東京 飯田橋にある指導室で個別の対面指導を受けることも可能
通信講座のみ(科目別):1科目69800円
通信+個別指導(全科目):3380000円
通信+個別指導(科目別):858000
医学部予備校の中でも珍しいオンライン型の予備校で、通信授業のみの授業だけでなく、通信授業に通学による個別授業を組み合わせることもできる。
定期的なカウンセリングなどのサポート体制も整っていて、クラス選別テストなど

関東地域には多くの医学部予備校があり、渋谷などの激戦区にも多数の校舎があります。特色も各予備校により様々で、徹底的な個別対応や学費を抑えられる予備校、完備された学習環境など、希望に応じて選択肢の幅が広いと言えます。

中でもアガルートメディカルのようなオンライン型予備校は、費用を抑えられる一方で自分で学習管理や環境整備を行う必要があります。しかし自主的な学習が可能な生徒には、とても効率の良い学習方法で、個別指導も組み合わせればより学習効果も高められます。

また東京メディカル学院は通学型の予備校ですが、学費が他の予備校と比べて突出して安いのが特徴ですが、少人数制での指導や夜間特訓指導などきめ細かなサポートも整っています。

学費・費用で比較する際の注意点

医学部受験、入学というとどうしても高額な学費がつきものです。そのため、少しでもコストパフォーマンスに優れた予備校選びをすることが重要になりますが、学費だけに注目しすぎるのも良くありません。

そもそも医学部予備校に学費がかかるのには、それなりに理由があります。ある程度の生徒数を募集している一般の予備校に比べて、募集人数が圧倒的に少なく、少人数制かつ長時間での指導が不可欠になる上、自習室や個人専用机の整備など勉強に集中できる学習環境作りにも多くの費用がかかります。さらに生徒数が少ないことから一人あたりの負担が必然的に多くなるというのが、一番大きな理由です。

逆に考えれば、高い中でも自分と家庭環境や経済的事情に合う予備校選びをして、1年で現役合格ができれば一見学費は高くても、コストパフォーマンスの優れた予備校と言えます。

特待生で学費の減免を受ける、月謝制を選ぶ、季節講習や単科講座をうまく取り入れるなどの工夫で学費を抑えることも可能です。

また予備校により学費に含まれる費用が異なる点にも注意が必要です。季節講習や模試の費用が別途かかる場合もあるので、パンフレットや入学案内でしっかりと確認しておきましょう。

まとめ

医学部受験には多額の費用がかかります。

一般大学受験の場合、文系や理系など受験する学部により、受験科目も文系科目または理系科目に集中して学習することができますが、医学部受験を成功させるには、理数科目だけでなく英語や国語など文型科目にまできちんと力を入れ、全教科で高い学力をつける必要があります。

そのため自分だけでの学習管理やモチベーション維持が難しくなるため、これらを徹底管理してくれる医学部予備校を選ぶことが重要になります。

徹底した学習管理、オーダーメイド型の受講プログラムやテキスト選びなど、生徒それぞれに予備校に求めるものは異なります。予備校にも特色があり、学費が安くても自習室がいつも満室で使えない場合や、学生講師による授業を行う予備校など様々です。

各予備校の特色をよく調べた上で、自分に合う予備校選びをすることが、医学部合格への最短ルートになりそうです。

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