医学部のある大阪の大学を紹介:大阪市立大学医学部

公開日:2021.04.14 更新日:2021.10.18
大阪市立大学医学部のHP

大阪市立大学医学部のホームページ:
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/academics/faculty/medicine

大阪市立大学は大阪市に本部を置く公立大学で、幅広い学問分野を学ぶことができる総合大学です。「阪市大」や「OCU」の別名でも親しまれ、関西圏で名門と呼ばれる関関同立に次ぐほどの人気度、知名度を誇る大学です。

杉本キャンパス、阿倍野キャンパスの2つのキャンパスがあり、医学部は阿倍野キャンパス、その他の学部は杉本キャンパスで学びます。

ここでは大阪市立大学医学部の学部情報について紹介していますので、医学部受験を検討している方はぜひ、同大学や学部についての知識を深め、受験に役立てて下さい。

大阪市立大学医学部の特徴

大阪市立大学は市民の誇りとなり親しまれる大学になることを基本理念とする大学で、文系、理系学部の他、商学部や法学部など幅広い学部、学科を持つ総合大学です。

同大学の中でも、医学部は偏差値70程度とハイレベル、立地も大阪市の中心と利便性の良さから人気も高く、優秀な学生が集まってくる大学と言えます。

大阪市立大学医学部のキャンパスは、本キャンパスとは別の阿倍野キャンパスで、天王寺駅から徒歩圏内のため、近畿圏の学生だけでなく一人暮らしをする学生にとっても便利の良い場所にあります。

また入試時の偏差値が高くハイレベルな大学であるだけでなく、医師の国家試験合格率も全国の医学部中では上位にランクしていることから、入学後の学習環境も高度であることがわかります。

大阪市立大学医学部の学科情報

大阪市立大学医学部には医学科と看護科があります。それぞれの特徴や学習分野を紹介します。

【医学部医学科】

  • 定員数: 95人
  • 男女比率: 男子7:女子3

特徴

大阪市立大学医学部が基本理念としているのは、高度な医療技術と知識の習得、またそれらに培われた行動力を伴い、人の痛みや悩みを理解し深く受け入れることのできる温かい医療を実践できる人の育成です。

人を分け隔てなく受け入れ、温かく受け入れられる医師の育成を基本とし、最新の基礎医学と臨床医学をバランスよく習得、実践できる医師の育成、また国際的視野を持ち、科学的思に基づいた判断力や問題解決ができる医師の育成を目指しています。

▼得意な研究分野

大阪市立大学では低学年から医療現場に触れる臨床実習が実施され、1年次には一般病棟での医療体験があります。

6年次での選択型臨床実習では、学生自身が実習先を選び、大阪市立大学医学部附属病院の各診療科や教育提携施設だけでなく、条件により海外の臨床施設の選択もできるなど、グローバルな視野を持つ医療人の育成にも力を入れています。

大阪市立大学医学部入学すると、1年次には医学部以外の学部のある杉本キャンパスで、一般教養の他、医学の土台となる生物学や物理学などを学び、医学系履修科目の習得に備えます。加えてグローバルな医療人を目指し外国語の履修や、医療人として必要となるコミュニケーション論や倫理学なども学びます。

さらに大阪市立大学医学部の大きな特徴として、スキルスシミュレーションセンター(SSC)と呼ばれる臨床実技のトレーニング施設があることです。 多くの医学部で十分な手技や実技の訓練が十分でないまま卒業する中、国公立大学でこのような訓練の場を提供しているのは稀で、内外からも高い評価を受けています。

▼就職先の傾向

大阪市立大学医学部医学科の卒業後の進路は、一般の病院への就職が最も多く、次いで大阪市立大学附属病院への配属となり、9割近くを占めます。他大学附属病院への就職やその他進路を選択する学生もいます。

【医学部看護科】

  • 定員数: 55人
  • 男女比率: 男子9:女子1

特徴

大阪市立大学医学部看護科では、幅広い教養を持つ看護職者の育成を目指しています。また高い倫理観を備え、豊かな人間性を持った看護職者の育成、社会の変化に対応できる総合的看護実践能力に加え、基本的な指導、調整能力を備えた人材の育成を目指しています。

▼得意な研究分野

大阪市立大学医学部看護科では、豊かな人間性と幅広い知識、科学的根拠に裏付けられた看護の実践能力を備えた人材育成をするため、1年次から外国語や専門基礎科目などを通じて総合的な知識を身に付けることができます。

さらに隣接する大阪市立大学医学部附属病院をはじめ、市内の保健福祉センター訪問看護ステーションなどにおいて充実した臨地研修を行うことで、高齢社会への適応、在宅医療の進展など、社会を取り巻く保健、医療、福祉の現状をみつめ、質の高い看護を実施できる看護職者の育成をします。

▼就職先の傾向

卒業後は大阪市立大学附属病院を含め、病院への就職者が半数を超えます。他に保健師としての就職や、助産師養成校大学院への進学者もいます。

大阪市立大学医学部の入試情報

入試の種類と概要

大阪市立大学医学部の入試は、一般選抜80名学校推薦枠10名総合型5名の95名の募集です。

この内、一般選抜は一般枠75名、大阪府指定医療枠5名の内訳で、大阪府指定医療枠は一定期間大阪府内に居住している者、大阪府内の高校を卒業または卒業見込みなどの条件を満たした者の内、入学後に大阪府の設定する奨学金を受給、また卒業後一定期間、大阪府の指定する医療機関等で診療にあたることを確約できる者の選抜を行います。

試験日程は前期のみで、後期の募集はありません。

試験科目

試験は共通テストと個別学力試験、共通テストは5科目7教科個別学力試験は3教科です。
共通テストの試験科目は以下の通りです。

  • 【国語】
  • 【数学】数ⅠA必須、数ⅡB・簿記・情報から1科目、計2科目
  • 【理科】物・化・生物から2科目選択
  • 【外国語】英・独・仏・中・韓から1科目選択
  • 【地歴・公民】世界史A、日本史A、世界史B、日本史B、地理A、地理B、現社、倫理、政経から1科目選択

個別学力試験の試験科目は以下の通りです。

  • 【数学】数Ⅰ、数A、数Ⅱ.数B、数Ⅲ
  • 【理科】「物基・物」「化基・化」「生基・生」から2科目
  • 【英語】コミュニケーション英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、英語表現Ⅰ、Ⅱ

 

出願方法

出願はインターネットにより行います。

  1. 出願登録
  2. 入学検定料の支払い
  3. 出願確認票等の出力
  4. 出願書類等の郵送

上記の手順を出願期間内に行うことで完了します。

入学検定料は、クレジットカードの他コンビニエンスストアでの支払い、Pay-easy、ネットバンキングが利用できます。

大阪市立大学医学部の所在地

阿倍野キャンパス:大阪府大阪市阿倍野区旭町1-4-3

アクセス

  • JR・地下鉄の天王寺駅、近鉄の大阪阿部野橋より西へ徒歩約10分

 

まとめ

大阪市立大学は市民の誇りとなり、市民から親しまれる大学になることを基本理念に掲げる総合大学です。

中でも医学部は近畿圏出身の学生だけでなく、地方出身の学生も多く偏差値も70前後とハイレベルかつ人気のある学部です。さらに大阪市立大学は総合大学なので、医療の知識だけでなく幅広い見識を身に付けることができる点も魅力のひとつです。

また入学後もハイレベルな学習環境があり、低学年から臨床の現場での実習が始まります。6年次には海外での実習の機会も選択できるなど、自由な校風ながら学びたいという欲求に十分応えてくれる学習環境があります。

医学部受験を目指す方はぜひ、大阪市立大学医学部の特色や学部情報も知った上で、検討してみて下さい。

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