共通テストの倫理・政経の勉強法から試験対策方法までご紹介します

公開日:2021.10.28 更新日:2021.11.08
共通テストの倫理・政経の勉強法から試験対策方法までご紹介します

誰でも不安な大学受験を乗り切るために、重要な項目である共通テスト。
自分の実力を出し切るために役立つ倫理・政経科目の情報を見ていきます。

どんなに勉強をしても不安だと言う方も少なくないと思います。
その不安を少しでも軽減させるためにも、1科目ずつクリアしていきましょう。

特に倫理・政経は英数理などの科目と違い、暗記以外の有効な勉強法がわからず、戸惑うことも多いかもしれません。
そんな時に少しでも落ち着くためにさまざまな知識を持っておくと良いですよね。

 

共通テスト倫理・政経の出題範囲と特徴

共通テストの倫理・政経は、倫理分野と政経分野が同じ比率で出題され、大問数6(倫理3、政経3)、設問数は30~34(倫理15~17、政経15~17)くらいであろうとの予想となっています。

出題は、各分野から均等にバランス良く出題されると思いますが、これまでのセンター試験の出題から見ても、倫理と政経の融合型の設問はないと見ていいでしょう。

設問の形式は、センター試験と同じ形式の設問が4~5割、新しい形式の設問が5~6割程度と思われます。
新しい形式の設問とは、複数の資料を読んで理解し、課題の解決への道筋を考えるようなものです。
情報収集や分析力、倫理展開力が試されるような設問となっています。

出題範囲は…
第1問「現代社会の諸課題と青年期(倫理)」=「現代社会の諸課題」と「青年期」から出題
第2問「日本思想と源流思想(倫理)」=「日本の思想」を中心に「東洋源流思想」からも一部出題
第3問「西洋思想と源流思想(倫理)」=「西洋近現代思想を中心に「西洋源流思想」からも一部出題
第4問「政治と経済の総合問題(政経)」=「政治」と「経済」を同比率で扱う問題
第5問「政治の領域(政経)」=「政治」の領域の問題
第6問「現代の経済状況(政経)」=「経済」の領域の問題
…が予想されます。

センター試験と違う点は、設問1問あたりの情報量が多い為、情報処理力が試されます。
また、複数の資料を組み合わせて考えたり、判断したりが重要な設問も比較的多いようです。

つまり、レポートや発表などの学習場面を想定した作問となると考えられます。
知識問題や思考問題、時事的傾向を扱う問題などはセンター試験と同様に出題されます。

 

共通テストで倫理・政経の選択をおすすめする人とその理由

医学部受験の方には、倫理・政経の選択がおすすめです。
共通テストの社会は、倫理・政経、倫理のみ、政経のみ、現代社会、地理B、日本史B、世界史B、の中から1科目選択するのですが、この中で言うと、基本的には倫理・政経を選ぶのが賢明と言えます。
なぜなら、国公立医学部では、倫理・政経が必須科目となっている場合も多いからです。

特に国公立を目指している方は各大学医学部の情報をしっかりと確認してください。

必須科目出ない場合は、他の科目で得意なものがあるのならばそちらを選択したほうが良いのですが、もしどれも同じくらい勉強しなければいけない状況でしたら、倫理・政経を推奨します。
効率よく勉強することができ、短期間で高得点が期待できるからです。

医学部受験は科目数が多く、社会に大きな時間をかけることができません。
できるだけ時間をかけずに高得点を取れる科目を選択しましょう。

では、どのような点が効率が良いと考えられているのでしょうか。
もちろん、暗記は必要なのですが、他の科目よりも暗記をしなければいけない量が少なく、複雑な事実関係などもあまりありません。

好きこそ物の上手なれですので、他の科目で興味があるものがあれば楽に暗記ができるかもしれませんが、興味がない場合は、暗記の量が少ない科目の方が嬉しいですよね。

専門用語さえクリアできれば、比較的勉強がしやすい科目と言うことができます。

しかも、医師と言う職業では意外と政治経済の知識が役にたちます。
将来医師になったときに、知っていて損はない知識が身につくという点でもおすすめです。
特に、時間のない浪人生の方などは参考にしてみてくださいね。

 

共通テスト倫理・政経の勉強法と注意点

英数理と比較して勉強の優先順位を考える

まず、最初に申し上げておきたいのは、倫理・政経だけではなく、共通テストの社会分野については満点を目指す必要がないということです。
志望校などにもよりますが、ほとんどの場合は8割から9割程度取れれば充分です。

そのことを踏まえて、最適な優先順位を考えて効率的に勉強していきましょう。
もちろん、しっかりと勉強をすれば満点を獲得することもできます。

しかし、8割から9割できているところから満点にするための勉強時間があるのならば英数理を完璧にする時間にあてるべきではないでしょうか。
優先順位の高い科目の勉強を完璧にし、倫理・政経を目標の点数が取れるような勉強法で進めていくことが大切です。

 

倫理の勉強法と注意点

倫理は、世界史や日本史と比べると暗記量自体は少ないです。
なので、短期間で勉強しなければいけない場合に向いています。

しかし、単に暗記するのではなく、誰が何の主張をしたかなど、内容を理解した暗記が必要です。
1つの物事に関してだけではなくその背景を紐づけて覚えてください。
もしかしたらただひたすら暗記するよりは覚えやすいかもしれませんね。

注意点としては、共通テストでは正解が1つではない問題が出題される傾向にあり、広い範囲の知識が大切となりますので、勉強法としては教科書や参考書を繰り返し読むようにし、内容を理解しておきましょう。

 

政経の勉強法と注意点

政経の勉強法も倫理と同じく、内容を理解した広い範囲での暗記が必要となります。
教科書や参考書を繰り返し読み込んで内容をしっかりと理解してください。

興味を持つことが一番の近道ですので、自分に合った参考書を見つけるといいでしょう。

また、共通テストでは、グラフの読み取りや裁判例の読解などの問題も多く、解答に時間がかかりますので注意が必要です。
用語の意味の理解などをしっかりとしておいてください。

 

共通テスト倫理・政経の試験対策方法

倫理の試験対策方法

倫理は、幅広い分野からの出題が多いため、他の科目と範囲が重なることも少なくありません。
例えば、源流思想は、古代ギリシャの思想やキリスト教の成り立ちなどが世界史と重なりますし、日本思想では、日本の歴史を知っておくと理解しやすくなります。

このことから、他の科目でも歴史的背景を広く知っておくと文章問題が解きやすくなると考えられます。
得意分野を役立てることも可能です。

そう考えると、比較的勉強しやすい科目だと思いますが、範囲が広すぎるため、時間のない場合は範囲を絞って対策することをおすすめします。
分野ごとに教科書や参考書を読み込みましょう。

ある程度理解ができてきたら過去問を使って、問題の傾向などを知って解いていくと抜け穴のカバーをすることができるようになりますので、よろしければお試しください。

 

政経の試験対策方法

政経の試験対策としては、やはり参考書選びが大切です。
政経は対象範囲が広い為、図の多いものを選ぶと、文章だけではわかりにくい相互関係や背景がわかりやすく理解することができます。

例えば、各国の政治体制の比較などは図にしたほうがわかりやすく、スムーズに頭に入ってきやすいのではないでしょうか。

また、政経では消去法はおすすめしません
試験において消去法は有効な手段の1つではありますが、この科目では必ずしも正解は1つではありませんし、他の科目と比べても正解が複数ある傾向がよく見られます。

なので、消去法に慣れてしまっていると混乱してしまうことがあります。
過去問などを繰り返し解いて、できるだけ消去法を使わないことに慣れておいてください

 

まとめ

今回は共通テストにおける倫理・政経について考えていきました。
もちろん、勉強法や対策法などについてこれが1番だなんて方法は存在しません。

それぞれが自分に合った方法を確立していくしかないのです。
すすめられたからといって、執着せずに柔軟に自分なりの最適な方法を見つけて頑張ってみてください。

ただ、頑張ってもどうしても成果が出ない時は、人の意見を取り入れたり、勉強する科目や分野の特性をしっかりと見て、自分の勉強法が正しいのか考えてみたりするのが得策なのではないでしょうか。

一旦、落ち着いて全体をよく見てみてください。
少しでも興味を持って楽しく勉強できたら最高ですね。

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