医学部受験に役立つ数学のおすすめ問題集を紹介します

医学部受験に役立つ数学のおすすめ問題集を紹介します

数学を克服できるか否は、医学部を受験するにあたって合否を決めると言っても過言ではない重要なテーマのひとつです。数学を攻略する秘訣は、いかに基礎を応用できるかにかかっていると言われますが、受験などのストレスとの戦いでもあるシーンでは、どんな状況下でも揺るぎなく発揮できる実力を身につけておくことが大切です。医学部受験における数学の重要性をあらためて理解するとともに、医学部受験に合格するためにおさえておきたい問題集も見ていきましょう。

医学部受験における数学の重要性とは

医学部受験において大切になるのは、自分の志望校を明確にすることや自分の実力を模試などを通して把握・認識すること、そして、それらを踏まえて効率のよい勉強を心がけることになります。

さらに、受験科目ごとの重要性をもう一度考えておくことも重要になります。現在、医学部受験の基本パターンとなっているのは、数学・英語・理科は2科目という4つの受験科目。

中でも、数学は、国公立大学や私立大学における数学の配点比率が高くなっています。数学の占める比率は、国公立大学の上位10位の大学で、28.6%〜35.0%程度。偏差値が高いとされる九州大学・大阪市立大学・京都府立医科大学などがランクインしています。また、私立大学の上位10位の大学では、30.0%〜33.3%となっています。こちらも、慶應義塾大学・日本医科大学・愛知医科大学などがランクインしています。

このような比率からも、国公立大学や私立大学の医学部を目指している方にとっては、いかに数学が重要な科目かがおわかりいただけるのではないでしょうか?

また、医学部への合格を目指す方の中には、数学に多少の苦手意識があるけれど、それでも医学部を目指したいという方もいらっしゃるかもしれません。

数学に苦手意識を持っている方に共通しているのは、今までの勉強のどこかで基礎を身につけるタイミングを逃してしまっているから。そのほかにも、模試試験などで実力に見合わない難解な問題にチャレンジをして、無駄に苦手意識を植えつけてしまっているケースもあります。

数学の苦手意識を克服するために頑張っているけれどそれでも数学が不安だという場合は、数学の配点比率が比較的低めに設定されている国公立大学や私立大学への受験を視野に入れるのもおすすめです。数学の比率を低めにしている国公立大学や私立大学の場合でも、その比率は、18.5%〜23.1%程度となっています。

医学部の数学の特徴と注意点

次に見ていきたいのは、医学部受験における数学の特徴です。前の項目で見たように、国公立大学や私立大学によっても数学の配点比率が大きく異なっていますが、実は、入学試験の出題傾向についても、大学によって大きく違いが見られます。

基礎的な問題に高得点が振られているものから、出題数が多くスピード感が求められるものまでの幅広いタイプがありますが、どの試験にも共通している特徴は、基礎がしっかりと身についていれば怖がらなくてもよいものばかりだということ。

医学部の数学の試験は受験者をふるい落とすための試験とも言われることがあるため、医学部受験の数学に恐怖心を持ってしまっている方もいらっしゃるかもしれませんが、これは、とても心強い特徴とも言えるのではないでしょうか?

また、難易度の高い問題は、受験の合否にそこまで影響しないということも知っておくと安心。大学によっては非常に難解な問題を試験に出すこともありますが、蓋を開けてみると合格点が低めだったということも少なくありません。

難易度の高い問題が解けなければ合格できないというわけではないので、まずは、基礎問題集を徹底して学習して基礎のヌケがないようにすることや、身につけた基礎をフレキシブルに応用できるように問題集などで数をこなすことを徹底していきましょう。できるだけ早い段階で苦手なジャンルをなくしていくように勉強をすすめることも効果的な対策です。

さらに、注意点として覚えておきたいのは、比較的自分の実力を出しやすいと言われる英語や理科系の2科目とは異なり、数学はちょっとしたミスが大きな失点につながりやすい科目でもあること。

問題集などに取り組んでいく中で小さなミスが多いなと感じる場合は、早めにミスをした箇所をあぶり出してできるだけ改善していくよう心がけましょう。

医学部受験に特化した数学の問題集や参考書などを上手に活用しながら、知識をきっちりと身につけ応用できる実力を身につけるのが、医学部受験合格には欠かせないステップです。

医学部数学の受験対策を始める時期

できるだけ早く始める方が有利と言われる受験対策。とくに医学部を受験する方の場合、ほかの学部を受験するのとは異なります。早い段階では、中学校在学時代や高校入学の時期から医学部受験を視野に入れ、こつこつと勉強をすすめる方が多くなっています。

これは、医学部受験者の特徴のひとつと言えるかもしれません。とは言え、本格的に受験対策を始めるべき時期がまだよくわからないという場合もありますよね。まず知っておきたいのは、医学部受験や難関大学の現役合格を目指す方は、高校1年生から受験対策を取り始めるのが一般的だということ。余裕を持って受験に臨みたいと考える場合には、高校1年生のうちから準備をしておくと安心です。

また、一般的に受験対策が表面化してくる高校2年生の夏〜秋の時期が第2のピーク。遅くても、高校3年生の春の時期には、しっかりと計画的に受験勉強に取り組むことができるように心構えをしておきましょう。

しかし、忘れずにいたいのは、医学部受験において、受験対策を始めるべき時期には決まりがないということ。焦って早め早めに受験対策に取り組みはじめても途中でやる気がなくなってしまっては意味がありません。

行きたい大学の医学部がはっきりと見えてきて本腰を入れて勉強をする覚悟ができたタイミングや、そろそろ気合を入れなくてはいけないと自分の中で意識が高まってきたタイミングなど、自分の中で転機となるタイミングを見極め、受験勉強に励むことも大切です。

また、受験対策を取るのが遅くなってしまった場合などは、まわりの雰囲気などに惑わされて不安になってしまうこともあるかもしれませんが、受験対策は、期間の長さよりも期間中に何ができるかということが大切。無闇に焦るのではなく、まずは自分のできることから一歩ずつ取り組むことを徹底するのがおすすめです。

医学部受験に役立つ数学のおすすめ問題集とは

時期別に解く問題集

受験勉強にあたっては、その時期に見合った問題集選びも大切なポイントです。例えば、高校1年生・2年生にとって大切になるのが、学年を振り返って予習・復習をすることで確実な実力を身につけていくことのできる問題集を選ぶこと。

定期的に見直しができるように、チャート式のポイントがわかりやすくまとめられているものや、繰り返し練習問題に取り組める問題集が人気です。難易度は高すぎず、問題の質がよく、総数が多いものを選ぶようにしましょう。

また、高校3年生になってからや夏休みなどの休暇中は、医学部受験に特化した問題集や過去問題集に取り組むのもおすすめです。とくに受験対策の初期には、基本・標準・発展と順序を追って、基礎力から応用力を確実に高めていける問題集や参考書を取り入れるようにしましょう。

志望大学を意識した対策

国公立大学の二次試験や私立大学の医学部などでメインとなっている記述式。また、大学入学共通テストや一部の私立大学などではマーク式を採用しています。マーク式の場合は、どれだけ効率よく正しい解答にたどり着くことができるかという点も大きなポイントとなりますので、試験に備えて計算力を強化する、計算ミスを極力なくコツを掴むなどの対策を取るのもおすすめ。

証明問題が毎年必ず出題されるという大学などもありますので、受験が近づいてきた時期には、出題傾向を視野に入れた受験勉強も重要になってきます。志望大学がはっきりしてからは、過去問題集に取り組む時間を積極的に設けるようにしましょう。

苦手ジャンルが補える数学の問題集とは

解答だけではなく解説が充実した問題集

正しく応用力をつけるためにも、苦手ジャンルや苦手な出題傾向をプラスに変えるためにも必須となるのが、わかりやすい解説のついた問題集。ただ解答がのっている問題集ではなく、間違いに多い傾向や考え方の解説がのっているものを選ぶのがおすすめです。

解答集の厚みなどから判断するのもよいですが、自分が見やすいと感じるカラーリングや重要項目の色分けなど、使いやすいと思うものを選ぶことも大切。視覚的な第一印象で問題集を選ぶことで、苦手意識が軽減され、自然と理解力がアップすることもあります。

苦手ジャンルが克服できる問題集

数学はもっとも点の差がつきやすいとも言われる科目。医学部に合格するためには、念には念を入れた対策をとっていくのがおすすめです。もし、苦手なジャンルがすでに明確な場合は、そのジャンルに特化した問題集で基礎力アップを狙うのもよい方法。

図や表などを効果的に取り入れている問題集の方が視覚的に理解しやすく人気となっています。苦手なジャンルこそ点数差がつきやすいところ。ほかの受験者との差を埋められるだけの実力を養いましょう。

まとめ

医学部合格に欠かせないのは、数学の基礎を固め、その基礎をしっかりと応用し、難解な問題でもすらすらと解ける本当の実力を身につけること。数学に苦手意識を持っている方でも、コツを掴むことでぐっと面白さが増すのが数学の魅力でもあります。

さらに、論理的・計画的に問題をこなすことが求められる数学は、マスターすることによって、広い視野で物事を論理的に考える力を自然に養うことができる教科のひとつ。

論理的思考能力を得るということは、医学部合格への第一歩としてだけではなく今後の人生においても大切なものとなります。ぜひ、今回ご紹介した数学の重要性や問題集への取り組み方を参考に、輝かしい未来への一歩を踏み出していただければと思います。

この記事をシェアする
【免責事項】※このサイトの掲載情報については独自に収集した内容が基になっていますので、最新情報や詳細は、医学部予備校の公式ホームページをご確認ください