大阪大学医学部に合格するために必要なこと

公開日:2021.11.30 更新日:2021.11.30

医学部受験は、大学によって科目ごとの配点や面接の配点などが異なります。
また出題される範囲や問題の傾向も大学によって大きく違うため、受験勉強を始める前に出題傾向を知り、とるべき対策をしっかり見極めないといけません。

科目間の配点バランスも、大学によって均等に配分されている場合や科目間で差がつけてある場合などがあります。

また出題レベルが標準程度なのか難易度の高い内容なのか、記述式の多いものかなど的確な対策を取ることが合格への近道となるので、しっかりと準備しましょう。

 

大阪大学の医学部はかなり難しい?

医学部受験を目指している方、特に大阪大学医学部の受験合格を目指しているなら大学の難易度やレベルを相対的に把握しておくことはとても大切です。

難易度レベルを知らないままでは、本当に自分がこの大学を目指していても大丈夫なのかがわからない中で勉強をすることになり、間違った受験勉強や時間の使い方につながってしまいます。

難易度を知り、自分の現在の実力とどの程度乖離しているのか、また合格圏内なのかを知ることはとても大切です。
その上で試験の出題傾向や二次試験の難易度などを調べると良いでしょう。

まず大阪大学医学部が、全国の医学部の中でどのような位置づけなのかを説明します。
大阪大学は関西地域では名門校として関西の学生を中心に高い人気を誇り、東京大学や京都大学とともに旧帝国大学の1つとして、歴史のある大学です。

大学病院を舞台にした有名なドラマのモデルになったとも言われる医学部で、最先端の研究に携わることができるのも特色です。

偏差値は73.0と東京大学、京都大学に次いで難関の大学です。
当然医学部受験は言わずと知れた難関チャレンジですが、その中でも極めて難しい大学であると言えます。

さらに2022年度では偏差値75.0と、直近7年間で最高値となっているためより厳しい競争になります。

そういったこともあり、関西地域で医学部を目指す学生は、大阪大学医学部以外にも神戸大学などの他大学も視野に入れています。

優秀な学生が多く集まる中で、競争に勝つためにも大学の難易度と、自分の現状の学力や実力をしっかりと把握した上で、志望校の絞り込みをしましょう。

大学の基本情報や受験情報はこちらで紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

大阪大学の共通テストの科目と対策

共通テストの受験科目は、国語、理科、社会、外国語、地歴・公民の5科目です。

共通テストは2020年度から従来のセンター試験に代わって導入された試験で、基本的にはセンター試験の試験方法がベースになっています。
記述式の問題の導入も検討されていましたが、最終的にはセンター試験同様、マーク式です。

同大学の共通テストのボーダーラインは8割以上の得点と予想されます。
模試などを活用しながら早めに対策を始めましょう。

また一部の科目で、センター試験からの変更点もあるので、紹介します。

 

英語の対策

英語ではセンター試験ではリーディング200点、リスニング50点の配点だったのに対し、共通テストではリーディング、リスニングともに100点満点ずつと、リスニングの重要性が増しています

共通テストでも引き続き問題量の多い構成になっていて、中でも英語のリーディングを中心に問題文の量が増えているため、長文の中から必要な情報を収集してまとめる力が問われます。

また扱うテーマもショートメールでのやりとりやレシピ、チラシの読み取りなど、知識をいかに日常生活の様々な場面で活かせるかという視点が盛り込まれています。

 

理科の対策

共通テストの理科の科目においては、考察問題が多く出題され、解答時間が足りず余裕が無くなってしまう可能性があります。

理科科目の対策は、物理、生物、化学ともに強固な基礎力を土台に、問題中の図やグラフから必要な情報を読み取る読解力と思考力の強化です。

これらはすぐに強化できる部分ではないため、教科書を中心に基礎固めをしっかりやり、思考力・考察力を強化していきましょう。

 

数学の対策

共通テストの数学では、数Ⅰ、数Ⅰ・Aで試験時間がセンター試験より10分増えていますが、問題の分量も多くなっています。
全体として、計算量が減り読解問題が増えています

出題範囲も広く、それぞれの問題での配点の偏りが少ないため、苦手な単元や分野を作らないように万遍なく学習することが、合格への鍵になります。

センター試験と比べて全体の難易度は下がっていると考えられます。
難易度の高い問題集に手を出すより、基礎的な参考書などで基礎学力を徹底して習得して、繰り返し演習問題を解くことで幅広く対応できるようになることが、高得点につながります。

 

大阪大学医学部の二次試験の科目と対策

大阪大学医学部の二次試験は数学、理科、外国語の3教科で、各500点満点です。
他にも面接が課されますので、それぞれの科目の対策について紹介しますので、合格へのヒントを見つけてください。
なお、小論文は2022年度は実施はないようですので、その分面接の対策に力を入れましょう。

 

数学の対策

数学の出題は大問は例年5問で構成されます。
微積分、極限、場合の数・確率、整数は特に頻出問題です。
その他の単元も複合問題として扱わ、出ない単元や分野はほぼ無いため、苦手な単元を作らないよう学習することが重要です。

また難易度は国公立大学の中でも難関レベルと言え、問題そのものに解法を自力で編み出す思考力を問う内容が多いのも特徴です。
おのずと1問に対して解答を導くための時間がかかるので、計算はミスなく確実にできるよう練習しておくことが大切です。

その他の数学対策はこちらで確認できます。

 

英語

大阪大学医学部の英語の試験は、時間に対して問題の量が多いことで有名です。
800語程度の長文問題を含む4問の大問で構成され、外国語学部よりも難易度が低いとされているとはいえ、それでもかなり難易度の高い内容であることは明白です。

英語を得意科目とする人とそうでない人の差がでやすいため、苦手な人は少なくとも平均点を取ることができるレベルまでに引き上げる必要があります。

難解な問題集に取り組むより、基本を確実におさえることの方が大切なので、英単語と基本英文法を重点的に覚えるようにしましょう。

特に英文和訳問題を中心に、難易度の高い英単語が出てきます。
長文読解力は一朝一夕に身につくものではないので、早めに対策を開始しましょう。

医学部受験英語の出題傾向やその他の情報は、こちらで確認できます。

 

理科

理科は2教科を150分で解きます
物理、生物、化学とも難易度は高いですが、基礎を確実におさえた上で、なぜその解き方になるのか、本質を理解できていれば対応できます。

まずは教科書の内容を徹底的に学習します。
また計算間違いは複数の問題を連鎖的に間違えてしまう原因になるため、計算を確実にできることも重要です。

他に生物の問題では論述問題にも対応できるよう、大阪大学だけでなく、東京大学や京都大学の過去問にも当たっておくと良いでしょう。

その他の理科対策情報などはこちらで確認してください。

 

面接

大阪大学医学部では二次試験で面接がありますので、概略をお伝えします。

面接時間は約10分、学生1人に対して面接官3人、質問内容は受験生の人柄を見るための基本的な質問内容が中心です。

知識を問うような質問や意地悪な質問をされることはあまりありません。
よく質問される具体的な内容は、医学部や大阪大学への志望動機、大学で学びたいことや大学のカリキュラムについて、医師として求められる素質について、どのような医師になりたいかなど、学生自身が医師としての仕事をどう捉え、真剣に向き合っているかなど学生の人柄や考え方を知るための内容が中心です。

また医療分野でのニュースや時事問題が質問されることもあるので、日ごろからニュースもチェックしておきましょう。

基本的にはあまり身構えず自分の素直な考えを面接官に伝えると良いですが、浪人生や再受験生には、浪人や再受験についての突っ込んだ質問がされます

浪人再受験そのものが評価を下げる要因になることはありませんが、浪人中の生活やどんなことを考えていたのか、またなぜ再受験することにしたのかなど、面接官に納得してもらえる理由を答えられるよう準備しましょう。

その他面接の具体的な対策はこちらを確認下さい。

 

まとめ

医学部受験は、言わずと知れた難関チャレンジですが、中でも超難関と言える大阪大学医学部受験について対策を紹介しました。

医学部受験でよく言われることは、難関ではあるが基本を徹底的におさえることで、十分にチャンスがあるということ。
難解な問題集にとりかかる前に、大阪大学医学部の出題傾向をしっかりとチェックし、少なくとも苦手な科目や分野は平均点を取れるようにしておきましょう。

自分の現状を把握することで取るべき対策を明確にし、時間を有効に使って全力を尽くしてください。

【免責事項】※このサイトの掲載情報については独自に収集した内容が基になっていますので、最新情報や詳細は、医学部予備校の公式ホームページをご確認ください