私立大学医学部の入試日程！1月からの入試・合格発表のスケジュールを解説

2022年もついに折り返し地点を通過して、学力をアップさせる夏に突入しました。これからはラストスパートをかける時期を迎えるとともに、入試にトライする志望校を決定しないといけません。

そんな時に受験生が気になるのは、各医学部の受験スケジュールになります。
今回はそんなご要望に応じられるよう、私立大学医学部の出願期間や入試日、合格発表のスケジュールを解説します。

【2023年】私立大学医学部の入試日程を、一目で分かる一覧表で解説

ここでは、各私立大学医学部の入試日程を一覧表にて分かりやすく解説しますので、気になる大学の入試日程をぜひチェックしてください。

各大学の出願受付期間も一覧表にしていますので、志望校への出願準備は早めにしておきましょう。

尚、情報は執筆時点となり変更される場合もありますので、各大学のホームページで必ず確認するよう、お願いいたします。

私立大学医学部　出願期間一覧表（一般）

大学名（医学部）	出願期間（必着・消印有効に注意）
岩手医科大学	2022年12月5日(月)～2023年1月6日(金)※消印有効
東北医科薬科大学	2022年12月7日（水）～2023年1月8日（日）
自治医科大学	2023年1月4日（火）～2023年1月19日（水） 17:00　※必着
獨協医科大学	2022年12月12日（月）～2023年1月18日（水）
埼玉医科大学	[前期]2022年12月5日（月）～ 2023年1月20日（金） [後期]2023年2月1日（水）～ 2023年2月21日（火）
国際医療福祉大学	2022年12月20日（火）～2023年1月6日（金）※消印有効
杏林大学	2022年12月5日(月)～2023年1月5日(木)※必着
慶應大学	①     出願登録（インターネット）および入学検定料の支払い 2022年12月23日（金）10:00～2023年1月19日（木）17:00 ②出願書類の郵送 2023年1月4日（水）～1月19日（木）※消印有効 （注）上記①と②の両方が必要
順天大学	2022年12月12日（月）～ 2023年1月12日（木） ※必着
昭和大学	[Ⅰ期]2022年12月8日（水）～2023年1月11日（水）※必着 [Ⅱ期]2023年2月1日（水）～2023年2月21日（火）※必着
帝京大学	2022年12月20日（火）～2023年1月16日（月）
東京医科大学	2022年12月13日（火）～2023年1月12日（木）
慈恵会大学	2023年1月4日(水)～1月25日(水) ※消印有効
女子医科大学	2023年1月11日（火）～2023年1月24日（月）16時　※必着
東邦大学	2022年12月12日（月）～2023年 1月27日（金）※必着
日本大学	[Ⅰ期]2023年1月5日（木）～2023年1月20日（金） [Ⅱ期] 2023年1月5日（木）～2023年2月24日（金）
日本医科大学	2022年12月23日（金）～ 2023年1月24日（火）※消印有効
北里大学	2022年12月16日（金）～2023年1月18日（木）※消印有効
聖マリアンナ大学	[前期]2022年12月12日（月）～2023年1月16日（月）※必着 [後期]2023年2月6日（月）～2023年2月20日（月）※必着
東海大学	2023年1月4日（水)～2023年1月20日(金)
金沢医科大学	[前期]2022年12月12日(月)～2023年1月18日(水)※消印有効 [後期]2023年1月16日(月) ～2023年2月17日(金)※消印有効
愛知医科大学	2022年12月5日(月)～2023年1月11日(水)
藤田医科大学	[前期]2022年11月28日（月)～2023年1月11日(水)※12日必着 [後期]2023年1月24日(火)～2023年2月24日(金)※25日必着
大阪医科薬科大学	2022年12月12日（月）～2023年1月24日（火）
関西医科大学	2022年12月24日（土）～2023年1月12日（木）
近畿大学	[前期]2022年12月16日(金)～2023年1月12日(木)※消印有効 [後期]2023年2月1日(水) ～2023年2月14日(火)※消印有効
兵庫医科大学	2022年12月12日(月)～2023年1月16日(月)※消印有効
川崎医科大学	2022年12月1日（木）～2023年1月11日（水）
久留米大学	［前期］2022年12月12日（月）～2023年1月12日（木） ［後期］2023年2月6日（月）～2023年2月24日（金）
産業医科大学	2022年12月1日（木）～　2023年1月13日（金）
福岡大学	2022年12月21日（水）～　2023年1月13日（金）

私立大学医学部　入試日程（一次・二次）と合格発表

ここでは私立大学医学部の一次・二次試験の入試日程とそれぞれの合格発表日を、カレンダー形式でお伝えします。
分かりやすくするために、1月・2月・3月に分けてお伝えしましょう。

2023年1月 入試日程（カレンダー）

日程	一次試験	二次試験	合格発表
14（土）	共通テスト
15（日）	共通テスト
16（月）
17（火）
18（水）	国際医療福祉大学
	岩手医科大学
19（木）	藤田医科大学[前期]
20（金）	杏林大学
21（土）	東北医科薬科大学
22（日）	川崎医科大学		【一次】国際医療福祉大学
23（月）
24（火）	聖マリアンナ大学[前期]		【一次】岩手医科大学
	愛知医科大学		【一次】藤田医科大学[前期]
	自治医科大学		【一次】川崎医科大学
25（水）	兵庫医科大学	国際医療福祉大学（指定）①
	【面接】自治医科大学
26（木）	帝京大学①	国際医療福祉大学（指定）②
27（金）	北里大学	国際医療福祉大学（指定）③	【一次】東北医科薬科大学
	帝京大学②	岩手医科大学（選択）①
		藤田医科大学[前期]①
28（土）	帝京大学③	国際医療福祉大学（指定）④	【一次】杏林大学
	獨協大学	岩手医科大学（選択）②
	関西医科大学［前期］	藤田医科大学[前期]②
29（日）	獨協大学	国際医療福祉大学（指定）⑤
	近畿大学［前期］
30（月）	金沢医科大学①	国際医療福祉大学⑥	【一次】愛知医科大学
		川崎医科大学（指定）①
31（火）	金沢医科大学②	川崎医科大学（指定）②	【一次】聖マリアンナ大学[前期]

指定：大学からいずれかの受験日を指定される　選択：受験生がいずれかの受験日を選択できる

2023年2月 入試日程（カレンダー）

日程	一次試験	二次試験	合格発表
01（水）	日本大学［Ⅰ期］	杏林大学①	【一次】帝京大学
	久留米大学［前期］		【合格】藤田医科大学[前期]
02（木）	東海大学	杏林大学②	【一次】北里大学
	福岡大学	愛知医科大学（選択）①	【一次】兵庫医科大学
			【合格】岩手医科大学
			【合格】川崎医科大学
03（金）	順天大学	愛知医科大学（選択）②	【一次】金沢医科大学
	東海大学
04（土）	昭和大学［Ⅰ期］	東北医科薬科大学①	【一次】自治医科大学
		北里大学（選択）①	【合格】国際医療福祉大学
		聖マリアンナ大学[前期]①
		兵庫医科大学（選択）
05（日）		東北医科薬科大学②
		北里大学（選択）②
		聖マリアンナ大学[前期]②
		兵庫医科大学（選択）
06（月）		北里大学（選択）③	【一次】日本大学［Ⅰ期］
		帝京大学（選択）①
07（火）	東邦大学	帝京大学（選択）②	【一次】近畿大学［前期］
			【一次】関西医科大学［前期］
			【一次】久留米大学［前期］
08（水）		金沢医科大学①	【一次】昭和大学［Ⅰ期］
			【一次】獨協大学
			【一次】福岡大学
			【合格】北里大学
09（木）	慈恵会医科大学	自治医大学	【一次】順天大学
		金沢医科大学②	【一次】東海大学
			【合格】杏林大学
			【合格】帝京大学
			【合格】愛知医科大学
10（金）	大阪医科薬科大学		【一次】東邦大学
			【合格】東北医科薬科大学
			【合格】聖マリアンナ大学[前期]
			【合格】兵庫医科大学
11（土）（祝）		順天大学（選択）①
		東海大学（選択）①
		獨協大学（選択）①
		昭和大学［Ⅰ期］①
		日本大学［Ⅰ期］
		関西医科大学［前期］
12（日）	【学力試験】産業医科大学	順天大学（選択）②
		東海大学（選択）②
		獨協大学（選択）②
		昭和大学［Ⅰ期］②
		近畿大学［前期］
13（月）		順天大学（選択）③	【合格】昭和大学［Ⅰ期］
		久留米大学［前期］
14（火）		福岡大学	【合格】金沢医科大学
15（水）		東邦大学①
16（木）		東邦大学②	【一次】慈恵会医科大学
			【合格】日本大学［Ⅰ期］
			【合格】関西医科大学[前期]
17（金）			【一次】大阪医科薬科大学
			【合格】獨協大学
18（土）			【合格】順天大学
			【合格】東海大学
			【合格】東邦大学
			【合格】自治医大学
19（日）		慈恵会医科大学
		大阪医科薬科大学
20（月）		慈恵会医科大学
21（火）		慈恵会医科大学	【合格】久留米大学［前期］
22（水）			【合格】大阪医科薬科大学
23（木）			【合格】近畿大学［前期］
			【合格】福岡大学
24（金）			【学力試験】産業医科大学
25（土）
26（日）	近畿大学［後期］
27（月）
28（火）			【合格】慈恵会医科大学

指定：大学からいずれかの受験日を指定される　選択：受験生がいずれかの受験日を選択できる

2023年3月 入試日程（カレンダー）

日程	一次試験	二次試験	合格発表
01（水）	金沢医科大学［後期］
02（木）	聖マリアンナ大学[後期]
	藤田医科大学［後期］
03（金）			【一次】金沢医科大学［後期］
04（土）	昭和大学［Ⅱ期］		【一次】近畿大学［後期］
	日大大学［Ⅱ期］
	埼玉大学［後期］
	関西医科大学［後期］
05（日）
06（月）
07（火）			【一次】藤田医科大学［後期］
08（水）	久留米大学［後期］	金沢医科大学［後期］	【一次】昭和大学［Ⅱ期］
			【一次】聖マリアンナ大学[後期]
09（木）		近畿大学［後期］	【一次】埼玉大学［後期］
10（金）		聖マリアンナ大学[後期]	【一次】関西医科大学［後期］
			【合格】金沢医科大学［前期］
11（土）		昭和大学［Ⅱ期］
12（日）		埼玉大学［後期］	【一次】久留米大学［後期］
	【小論面接】産業医科大学
13（月）		藤田医科大学［後期］	【一次】日本大学［Ⅱ期］
			【合格】昭和大学［Ⅱ期］
14（火）		関西医科大学［後期］	【合格】藤田医科大学［後期］
15（水）
16（木）		久留米大学［後期］	【合格】埼玉大学［後期］
17（金）		日本大学［Ⅱ期］	【合格】聖マリアンナ大学[後期]
			【合格】近畿大学［後期］
			【合格】関西医科大学［後期］
			【合格】産業医科大学
18（土）
19（日）			【合格】久留米大学［後期］
23（月）			【合格】日大大学［Ⅱ期］

指定：大学からいずれかの受験日を指定される　選択：受験生がいずれかの受験日を選択できる

共通テスト利用の大学一覧と出願・試験日日程

今度は、私立大学医学部にて共通テストを利用する大学の出願期間と、二次試験の日程、合格発表日をお伝えします。

大学名と出願期間

大学名	定員	出願期間
東北医科薬科	5名	2022年1月16日（月）～2023年2月14日（火）
国際医療福祉	15名	2022年12月20日（火）～2023年1月12日（木）※消印有効
東海大学	10名	2023年1月4日（水）～1月13日（金）※1月17日（火）必着
愛知医科（前期）	15名	2022年12月5日(月)～2023年1月13日(金)
愛知医科（後期）	5名	2022年12月5日(月)～2023年2月24日(金)
順天堂（前期・共通利用）	10名	2022年12月12日（月）～ 2023年1月12日（木） ※必着
順天堂（独自併用）	12名	2022年12月12日（月）～ 2023年1月12日（木）※ 必着
順天堂（後期・共通利用）	5名	2022年12月12日（月）～ 2023年1月12日（木） ※必着
帝京	8名	2022年12月20日(火)～2023年1月13日(金)
杏林	15名	2022年12月5日(月)～2023年1月13日(金)
獨協医科	10名	2022年12月12日（月）～2023年1月13日（金）
大阪医科薬科	10名	2022年12月12日（月）～2023年1月13日（金）

大学名と試験日程・合格発表日

大学名	一次発表	二次試験	合格発表
東北医科薬科	2月24日（金）	3月2日（木）	3月10日（金）
国際医療福祉	2月13日（月）	【筆記】2月17日（金） 【面接】2月21日（火）	2月25日（土）
東海大学	2月9日（木）	2月11日（土）・12日（日）（出願時選択）	2月18日（土）
愛知医科（前期）	2月9日(木)	2月16日(木)	2月24日(金)
愛知医科（後期）	3月6日(月)	3月10日(金)	3月16日(木)
順天堂 （前期・共通利用）	※2月3日（金）小論文試験 2023年2月9日（木）	【面接】 2023年2月11日（土）～ 2月13日（月）	2023年2月18日（土）
順天堂（独自併用）	※2月3日（金） 一次試験2月18日（土）	【小論・英作】 2023年3月3日（金） 【面接】 2023年3月4日（土）	2023年3月10日（金）
順天堂 （後期・共通利用）	2月18日（土）	【小論・英作】 2023年3月3日（金）【面接】 2023年3月4日（土）	2023年3月10日（金）
帝京	2月10日(金)	2月17日（金）	2月18日（土）
杏林	2月16日（木）	2月19日（日）	2月24日（金）
獨協医科	2月8日（水）	2月11日（土）・12日（日）（出願時選択）	2月17日（金）
大阪医科薬科	2月22日（水）	2月28日（火）	3月10日（水）

私立大学医学部の受験で併願校を選ぶポイント

医学部を受験する際には、複数の併願校を受験するケースがほとんどです。
ただ、あまり多くの大学を併願するとスケジュール的にタイトになり、逆に受験にマイナスになるケースもあります。
そこで、私立大学医学部を併願で受験する際のポイントについて解説します。

ポイント1：二次試験の受験スケジュールを考慮して選ぶ

複数の大学を受験する際には、二次試験の日程が重複する可能性もあります。
また、一次試験と二次試験の受験日の間隔が短いと、一次試験対策が疎かになり一次突破が難しくなることも考えられます。

併願する大学は予め一次試験と二次試験の日程を確認して、日程を詰め過ぎないようにすることが重要です。

特に、一次試験はかなり体力的にも精神的にもエネルギーを消耗しますから、一次試験を連続して受験するような日程は避けた方が無難です。

ポイント2：受験会場が近い大学を選ぶ

併願にて複数の大学を受験するなら、各大学の試験会場をしっかりと確認する必要があります。
大学によっては、医学部のある大学以外にも受験会場を設けているケースも多いです。

前泊や移動の時間を少なくするためにも、できるだけ受験会場が近い大学を選ぶこともポイントです。

ポイント3：自分の学力に合った偏差値の大学を選ぶ

併願の大学を選ぶ際に、受験日程だけで選んではいけません。当然ながら、各大学で必要な偏差値が違ってくるので、受験時の自分の学力に合った大学を選ばないとダメです。

「奇跡で合格できるかも」と、高い偏差値の大学を受験してしまうと、勉強疲れによって他の大学受験に影響してしまいます。
チャレンジは悪くないですが、あまりに無謀なチェレンジは避けることをおすすめします。

ポイント4：併願で医学部を受験するなら5校までに絞るのがベスト

併願で私立大学の医学部を受験するなら、5校までに併願校を絞るのがベストです。
あまり多くの大学を受験すると、試験疲れになってしまいますし何よりも日程の調整が難しくなります。

さらに、多くの私立大学を選ぶと、地域を大きくまたいでしまう結果となるので、移動時間も長くなってしまいます。

目的は多くの医学部を受験することではなく、医学部への合格なので、合格率の高い私立大学の医学部を5校までに絞ることがベストです。

ポイント5： 多くの大学を受験すると入学金も無駄になる

多くの医学部を受験して合格した大学が多くなってくると、本名の医学部の合格発表までに入学金を納めなくてはいけません。

本名の医学部に先に合格したなら問題ないのですが、本名の合格発表が最後になるケースだと、入学金がムダになるケースもあります。
これら費用面でも、併願受験は5校までがベストといえるのです。

医学部予備校なら本命と併願の医学部受験が相談できる

現在の自分の実力がどのくらいで、本命とする大学の医学部選びや、併願する大学の医学部をどこにすべきか、自分だけでは決めきれないことがほとんどです。

周囲に相談できる人がいればいいですが、その人が医学部に精通しているとは限りません。

医学部予備校に通っていれば、医学部に精通したプロの講師が勉強を教えるだけでなく、進路についてもしっかり相談に乗ってくれるのでおすすめです。

自分の能力に合った志望校や併願校が分かる

医学部予備校では、医学部に合格するための勉強をサポートするのはもちろんですが、能力に合った最も合格する確立が高い私立大学の医学部を選定してもらえます。

さらに、医学部に精通したプロの講師が相談に乗ってくれることで、本名の志望校や併願受験する大学までもしっかり把握できます。

そのため、1人で志望校や併願校を選ぶよりも合格率が高くなり、念願の医学部へ進学する夢が叶うこととなるのです。

受験スケジュールが組みやすい

医学部予備校に通っていれば、プロの講師に相談することで、一番効率のよい受験スケジュールのプランが組みやすくなります。

それにより、無理なく複数の医学部受験をこなすことができるので、合格率もアップします。

頼れる医学部予備校を探したい方はこちらもご覧ください。

まとめ

今回は、私立大学医学部の出願期間、一次試験・二次試験の日程、合格発表日など、入試の日程について詳しく解説してきました。
全国の私立大学医学部の、出願期間も掲載しています。
また、共通テストを利用する医学部だけの出願期間と、一次発表、二次試験の日程、合格発表日の一覧もお伝えしています。

1月から3月までの入試日程は、本名の志望校と併願校との日程間隔を確認できるように、カレンダー方式の一覧表に仕上げていますので、ぜひ参考にしてくださいね。