医学部現役合格を目指す受験生は夏休みが勝負!合格率アップにおすすめな医学部予備校もご紹介

公開日:2022.07.06 更新日:2023.09.07

医学部への現役合格を目指している現役高校生は、この夏休みが勝負です。
学校の授業がなく、たっぷりと受験対策に時間をあてることができる夏休みに、どのような有効的な勉強をしたかで合格率は大きく違ってきます。

今回は、医学部への現役合格を目指している高校生の、夏休みの勉強方法について解説します。
また、現役合格に最も有効となる医学部専門予備校の紹介もするので、ぜひ参考にしてください。

受験を経験していない高校生は、浪人生よりも条件が不利となる

現役合格を目指している高校生は、まだ一度も医学部受験を経験していません。
受験会場が持つ独特の雰囲気や、試験中のペース配分などは未知の状態です。

一方で、苦い結果となってしまった浪人生は受験を経験しているので、その時の失敗を活かして対策を取ってきます。
この差は大きく、浪人生には現役の高校生よりもアドバンテージを持っているといえるでしょう。

試験科目を解くペース配分が分からない

模試などで一通り受験対策をおこなっていても、試験本番では各科目を解く時間配分が分からないケースが多いです。
1つの問題に捉われてしまい、気が付いたら残りの問題を解く時間がない状況に陥ることも珍しくありません。

そのような状況になると、周囲が気になってしまい「自分だけが取り残された!」と、完全に焦ってしまいます。
その結果、その後の試験にも影響して受かる試験も不合格になってしまいます。

医学部受験に詳しい人から助言をもらうことができれば、上手いペース配分を取ることができるかも知れません。

模試とは違う本番の受験会場の雰囲気を知らない

本番の試験会場の雰囲気は、模試の時とは全く異なります。

浪人生は既にその雰囲気を体験しているので、心構えもできていて落ち着いていられます。
初めて受験する現役高校生は、試験会場の独特の雰囲気に飲み込まれてしまい、実力を発揮することなく終わってしまうケースが多くあります。

試験会場の雰囲気は当日でないと実感できませんが、経験者から注意点などを教えてもらうことができれば、雰囲気に飲み込まれることなく試験に臨むことができるかも知れません。

焦りが出やすい

現役高校生の場合、模試で思うほど良い点が取れず偏差値が上がらなかったり、順位が低かったりする理由で、志望校を絞り込めずに受験に臨むこともあります。
確実な自信を持てないまま試験に臨むので、本番で焦ってしまうのも仕方のないことです。

また、初めてのしかも難しいと言われる医学部の入試ですから、緊張してしまう高校生がほとんどです。
そんな状況の中で試験会場を見渡すと、他のみんなが自分よりも賢そうに見えてしまいます。

特に、浪人生が多い会場では制服姿の受験生が少ないため、焦りがちになるのは無理もありません。

このような焦りを生まないためには、自分の学力を正確に見極めて的確な勉強を積んでいけば、試験本番に自信を持って臨むことができて、焦ることなく実力を発揮できます。

夏休みこそ浪人生との差を縮めるチャンス!活かさないともったいない

医学部を目指す高校生にとって、夏休みほど受験勉強に集中できる期間はありません。
医学部を目指す受験生といっても、高校生は学校へ登校して授業を受ける必要があります。
同じ受験生となる浪人生とは、受験勉強に費やす時間が圧倒的に異なるのです。

しかし、夏休みは学校へ登校する必要がないので、夏休み期間中はたっぷりと受験勉強に時間を割くことができます。
夏休みに効率の良い勉強を行うことで、浪人生との差を縮めるチャンスなのです。

医学部現役合格を目指す高校1・2年生の過ごし方

医学部現役合格を目指す高校1・2年生の夏休みには、受験対策というよりも基礎学力を向上させる期間と捉える方がよいでしょう。

高校3年では本格的な受験勉強が始まりますが、この時に基礎学力が高くなければ応用問題を理解できず、基礎問題さえも間違えてしまう可能性が高くなります。

そうならないためにも、高校1年・2年の夏休みは、基礎学力がアップするような勉強に心がける必要があります。

高校1年生の夏休みの勉強方法

高校1年生の夏休みは、学校での勉強に遅れを取らないようにすることが重要です。
さらに、中間試験や期末試験では学年の10位以内にランクインできる実力をつけておくと、高校2年、3年の勉強が有効になってきます。

まずは、数学と英語の実力を見直して、弱点を克服する勉強を夏休みに行います。
数学と英語が得意で弱点のない方は、さらに実力を伸ばす勉強と同時に、理科の実力を見直しておきましょう。

英語、数学、理科の各教科が苦手だとこの先の受験勉強に差しさわりがあるので、苦手意識があるなら克服しておくことが夏休みの勉強方法になります。

高校2年生の夏休みの勉強方法

高校2年生の夏休みでも重要となってくるのが、数学と英語です。

高校の授業では数学と英語は毎日あるはずで、それだけ重点科目になっているのです。
この2教科は、学ぶべき量が圧倒的に多いので確実に理解しておかないと、すぐに置いていかれます。

医学部を目指す高校2年生は、受験勉強として学校内の学力が高くなければ、偏差値も低くなり医学部合格に遠のいてしまいます。
逆に高い偏差値が取れれば合格の可能性が高くなるので、高校2年生の夏休みは数学と英語の弱点をなくす勉強をしておきましょう。

医学部受験で現役合格を目指す高校3年生の過ごし方

医学部受験で現役合格を目指す高校3年生の夏休みの理想は、数学、英語、理科の3教科は授業過程を全て終わらせて、復習と苦手分野の抽出と強化を行うことです。

進学校であれば、学校で必要となる授業は高校2年生もしくは、高校3年生の1学期で全て終了していて、夏休みから志望大学への受験勉強をスタートできる環境になっています。

もし、このようなカリキュラムで進む高校でない場合、学習が終わった部分の理解が曖昧なら「応用問題でも解ける」レベルまでしっかりと学習を進めてから、学習の先取りを進めましょう。

夏休みに対策を完了させて、2学期以降は本格的な受験勉強を行う

現役合格を目指す高校3年生の夏休みは、試験科目となる数学、英語、理科の3教科について、総合的な復習を行い、苦手な分野がないか確認をします。
そして、苦手分野を抽出して夏休みの間に苦手を克服しておなないといけません。

苦手な分野が無い状態で、2学期から医学部受験への本格的な勉強をスタートさせないと、ライバルに差をつけられてしまいます。
そのため、夏休みには復習をしっかり行い、苦手なところを確実に把握し、克服する期間となります。

現役高校生が夏休みを過ごす3つのポイント

ここでは、医学部へ現役合格するための夏休みの過ごし方として、3つのポイントを解説します。
これらがきちんとできていないと、夏休みを無駄に過ごしてしまい医学部合格への道が遠のいてしまいます。
もしも、自分で全てのポイントを上手く処理できないなら、医学部専門予備校の利用も視野に入れることをおススメします。

こちらでも勉強計画の立て方を紹介しているので、是非参考にしてください。

ポイント1:スケジュール管理をしっかりと計画する

有効な夏休みにするためには、スケジュール管理は重要です。
登校しなくてよい分、スケジュールをしっかり立てていないと、朝起きる時間がバラバラになり勉強へのスイッチがなかなか入らなくなります。

できればいつもの時間通りに起きて、勉強に入る時間を決めておくことが重要です。

朝日を浴びることと睡眠を6時間とることは必須

スケジュールを立てる上で重要なのが、朝起きたら朝日を浴びることと、睡眠を6時間取ることです。

朝日を浴びることでスイッチが入り、確実に目覚めることができます。
そして、スムーズな勉強時間に移行もできるメリットがあります。

また、寝る間も惜しんで勉強すると返って効率が悪くなるので、睡眠時間は6時間確実に取ることも重要です。

ポイント2:勉強するボリュームを調整しておく

勉強するボリュームも、調整しましょう。
例えば、数学が得意で英語に苦手な分野がある場合は、数学の時間を英語に回すなどの工夫をして、いかに苦手分野をなくせるかに気をつけた時間配分を考えなくてはなりません。

「苦手な分野は、得意分野でカバーすればいい」との考えは間違っていて、今はまだそのタイミングではありません。
高校生の夏休みは苦手な分野をなくすことが重要なので、その点に注意して勉強のボリュームも調整しておきましょう。

ポイント3:苦手科目と得意科目の把握

先のスケジュール管理や勉強するボリュームは、途中で変更してかまいません。

最初に決めたことだからと、かたくなになる必要はなく、勉強をしている中で苦手な分野が分かったら、それを克服できるスケジュールに変更する柔軟性が必要です。

夏休み初めにできるだけ、苦手科目と得意科目を把握しておくことで、夏休み中盤から後半にかけて苦手科目の克服をすることが可能となります。

以上のポイントが上手くできないなら医学部専門予備校を利用しよう

先に夏休みの勉強ポイントを3つ解説しましたが、高校生が自ら全てのポイントを的確に処理するのは難しいのも事実です。

例えば、苦手科目や苦手な分野は把握できても、克服する勉強法を独学で見つけるのはムリがあります。
そもそも自身で理解できていないから苦手なので、それを克服できる手段を見つけるのは至難の業となります。

そう考えると、苦手科目や苦手な分野のある方がほとんどとなるので、医学部受験を目指している高校生方は、医学部予備校を利用した方がより合格率がアップすることとなります。

夏休みから医学部専門予備校を検討している高校生に!おすすめできる医学部予備校3校をご紹介

ここで、夏休みから医学部専門予備校の利用を検討している高校生に、おすすめできる医学部予備校3校を紹介しましょう。
どの医学部予備校も、医学部に精通したプロの講師陣が現役合格を徹底的にサポートしてくれます。

医進の会

医進の会は、プロ講師の授業力充実度・受験サポート充実度・再受験生サポート力満足度の、3つの部門で2年連続3冠達成をしている人気の高い医学部予備校です。
そんな医進の会では、医学部合格を目指す現役高校生も入学することが可能。

高校生には学校の試験や授業の進み方に柔軟に合わせた、完全オーダーメイドの個別対応が実施されます。
学校の学習スピードにも合わせたり、得意科目などは学習の先取りをしたりすることにも対応できるのもポイント。

完全オーダーメイドではありますが、学費は医学部予備校の中では比較的リーズナブルな点も特長です。

全国NO.1のブース数!個別ブースで自習も可能

医進の会では、医学部予備校では最大となる70以上の個別ブースがあり、授業・自習・食事・仮眠がOKとなっています。
夏休みはもちろんのこと、年中無休で利用可能です。

高校生の夏休みでも個別指導のない時間でも、自習に個別ブースを利用できるので1日有効な勉強を行うことができます。

頭を使うと糖分補給やリフレッシュも必要不可欠。医進の会の個別ブースには無料のドリンク数種類に軽食やお菓子が用意されており、冷蔵庫・電子レンジもあるので、家から持ってきたお弁当などを入れておくこともできます。

医進の会の個別ブースは高い防音効果があり、ブースの広さも十分ありますので、ブースを利用すれば集中して受験勉強に取り組むことができます。
自宅ではなかなか集中して勉強ができない方にオススメの設備です。

メディカルラボ

メディカルラボの2022年度の合格者数は、1,489名と医療系専門予備校としてNo.1の実績を誇っています。
医学部受験のエキスパートであるプロ講師が、生徒にマンツーマンで指導を行い、最新データの分析と確かな戦略をもとにして学習したことで、合格する実力をつけている証となっています。

マンツーマンの個別授業と特殊な150分授業

メディカルラボでは、全科目がマンツーマンの個別授業となっています。
生徒一人ひとりの個別カリキュラムにもとづいて授業を進めていくので、無駄なく効率の良い授業を受けることができます。

また、生徒の理解度を目の当たりにして指導しているので、分からないところをそのままにしておくことがありません。「分かったふり」も逃さないのもマンツーマン授業のメリットになります。

さらに、メディカルラボの授業は講義・演習・講義の3つに分かれた、特殊な150分授業となっていています。
50分間で重要項目や解き方を解説、10分の休憩を挟んで50分間で演習問題を解いていきます。
その後10分の休憩の後に、50分で演習問題の解説と間違った個所を詳しく説明することで、完全習得を目指しています。

ロゴス

ロゴスでは、自分を磨く自己研鑽、生徒をサポートする環境と家庭の支援、そして指導力の4つを大切にしている医学部予備校です。

ロゴスは、関西医科大学・兵庫医科大学・大阪医科大学・近大医学部の関西の医学部に強い予備校で、毎年、受験生のほとんどが関西圏の私大医学部に合格しています。
長い間に蓄積した入試データなどは、大手の予備校に負けない情報量を誇っています。

また、医学部受験のエキスパート講師とオリジナル教材にて、生徒の合格をより確実なものにしています。

高校生活との両立が可能となるオーダーメイドの個別指導

ロゴスでは、現役高校生の入学も可能で、高校生には独自のプログラムが適用されます。
高校生活に支障が出ないように、学校の授業や部活に合わせた授業時間の設定が可能です。

例えば、「大会が近いから今週は週1日にして欲しい」「定期試験の時期だけ週4日に増やして欲しい」など、個別の要望に合わせたオーダーメイドの授業が可能です。

そして、生徒1人ひとりに合ったオリジナルカリキュラムを作成しています。
1年生の方は「勉強の習慣」2年生の方は「入試に向けた基礎」3年生の方は「志望校にあわせた受験対策」を優先とした指導にて、現役合格を目指します。

まとめ

今回は、医学部現役合格を目指す高校生が夏休みを有効に過ごす方法について、詳しく解説してきました。
同じ高校生でも1年生や2年生、3年生とでは勉強方法も変わってきます。
いずれにしても、苦手科目や苦手な分野の克服は必須です。

ただ、苦手な分野を把握できても独自に克服できる勉強法などを、取得するのは難しいのが現実です。

そこで、医学部予備校を活用すれば、苦手科目や苦手な分野を克服する指導を行ってもらえます。
また、偏差値などから、より合格に近い医学部を選んでもらうこともできます。

医学部合格を目指すなら受験対策は早いに越したことはありませんから、高校生から医学部予備校を活用すれば、現役合格により近づくことが可能です。

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