医学部受験対策は中学生から?おすすめの医学部予備校も紹介!

公開日:2023.08.25 更新日:2023.08.29

医者になりたいという夢を早いうちから持っていても、具体的に何をすればいいのかがわかならい方も多いでしょう。

医者になるためには医学部入学が必須。
医学部入学という夢への第一歩を掴むために、中学生のうちからしておくべき対策をご紹介します。

中学生から医学部受験を意識し、志高く学んでいくことは、今後の高校受験や医学部受験に有利になるでしょう。
焦らずに、着実に力をつけていくためにはどうすればいいのでしょうか。

中学生から医学部受験対策を始める必要性

中学生の時点で医者になるという強い意志を持っていることは素晴らしいことです。

一方で、その夢がありながらも中学生の時点でできることはまだないのではないか、医学部受験対策を始めるのは早いのではないか、と考える方もいらっしゃるでしょう。

なぜ中学生から対策を始めたほうがいいのでしょうか。

高校3年間だけでは不十分!

医学部受験、つまり大学受験の対策と言えば、高校に入ってからだと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、高校入学後からの3年間で医学部受験対策をしようとしては圧倒的に時間が足りません。
時間が足りないという焦りから気持ちの余裕もなくなってしまい、負のループに陥ってしまう可能性もあります。

さらに、現実として、医学部合格者の多くは中高一貫校の有名進学校出身です。
高校受験がないから勉強に集中できるため、どんどん先取りで勉強ができる上、中学のうちから高校の学習範囲を授業で行って受験対策をする学校も多いです。

このように、医学部受験のライバルたちは中学のうちから医学部受験に有利な環境にあるので、中学校から医学部受験を意識して勉強をしていかないと差を付けられてしまいます。

早期スタートが合格率アップ!

医学部受験の合格者は浪人も多いという現実があります。
つまり、高校3年間では医学部に合格できるほどの知識、学力が十分に身に付ける事が難しいということです。

医学部受験を目指す決断をするのが遅ければ遅いほど、時間は足りなくなってしまうでしょう。

したがって、中学生の時点で医学部に入りたいという目標を定めていれば、意識して対策ができる分有利と言えます。
早期に、そして計画的に医学部受験対策をスタートさせましょう!

中学生から医学部受験対策を始めるメリット

中学生から医学部受験対策をスタートすると、多くのメリットがあります。
早めに始めない手はありません。
早速、計画的に対策を始めていきましょう。

勉強の習慣を身につけられる

中学生から計画的に医学部受験対策をすることで、勉強の習慣を身につけられます。
中学生のうちから習慣化できれば、高校に入り本格的に医学部受験対策に始める際に負担になりにくいです。

中学受験を経験し、小学生のうちから勉強習慣が身につけられている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、これまで頑張ってきて、目標とする中学に入学できたことの安心感から、勉強習慣が崩れてしまう方も多いです。
次の目標のためにも、高校に入ってから医学部受験対策をするのではなく、今のうちから意識して、勉強習慣は続けていきましょう。

苦手教科を無くし、基礎固めできる

医学部受験対策を始めるからといって、いきなり医学部向けの難しい勉強をするわけではありません。

中学に入学して早々、過酷な受験生生活をスタートさせるわけではないので、気負わずに対策を始めましょう。

中学生の時期は、勉強の基礎を着実につけて、医学部受験の可能性を広げるのに適しています。

例えば、国公立医学部を目指すなら、全教科をしっかりと勉強して、大学入学共通テストで高得点をとる必要があります。

医学部で特に必要とされる理系科目や英語などだけに注力するのではなく、全教科満遍なく、基礎をしっかりつけておくことが大切です。

中学生のうちに、全教科の基礎を固め、苦手教科を作らないことで、高校に入ってからの学習がスムーズになります。
医学部受験までまだ時間の余裕がある中学生のうちだからこそ、苦手教科を捨てるようなことはせず、十分に学ぶことができるのです。

自分に合った予備校・学習塾を選べる

中学生のうちから、大学受験を目指して予備校や学習塾で学び始める場合には、様々な選択肢があります。
時間に余裕もあるので自分に合った予備校や学習塾をじっくりと選定した上で、学ぶことができます。

中学時代と高校入学後とで、自分に合った塾を変えるという選択もできますし、医学部受験まで一貫して同じところで学ぶこともできるでしょう。

多様な学びの場、方法があることを実感し、効率良い方法を模索することも中学時代にしておくべきことです。

例えば、日々の授業対策や高校受験対策のために集団で学べる塾もあれば、苦手を無くしたり、得意を伸ばしたりするために個別指導塾や家庭教師などを利用する方法もあります。

中学時代は、満遍なく、全ての教科をしっかりと学んでいくべきなので、個別指導塾や家庭教師を活用すれば基礎がしっかりと身につけられるでしょう。

おすすめは中学生から医学部予備校という医学部受験に特化した塾で学ぶことです。

中学生の場合、医学部専門予備校での学びは集団ではなく個別指導がほとんどで、一人ひとりのスキルに合わせて、カリキュラムを立ててもらえます。

医学部受験というゴールに向かって、中学時代だけでなく、高校までの6年間、しっかりとサポートしてもらえるのが嬉しいです。

学年別!中学生の医学部受験対策

これまでに、中学生からの医学部受験対策の必要性やメリットを述べてきましてが、実際にはどのように勉強を進めていけばよいのでしょうか。

各学年に、学ぶべきことや取り組み方などをまとめました。
こちらを参考にしながら、一歩一歩医学部合格に向けて頑張っていきましょう。

1年生

中学入学からつまずきや苦手を生まないよう、基礎からしっかりと学んでいくことが大切です。

医学部受験対策といっても背伸びをしすぎずに、中学生レベルの学習内容、カリキュラムで着実に知識をつけていきます。
わからないことがあればしっかり確認、復習する癖をつけていきましょう。

こうして、全教科苦手を作らずに満遍なく学んでいくことが大切ですが、医学部受験対策としては、数学、英語、理科の3教科を中心に行っていきます。
余裕が出てきたら、この中でも数学、英語の先取りをすることがおすすめです。

数学は、中学から急に難しくなり、苦手だと感じてしまう方も多いです。
しかし、「素数」「因数分解」「方程式」などは、今後の学びの基礎になる重要な内容なので、着実に進めていく必要があります。

そして、中学から英語の教科が本格的に始まります。
はじめからしっかりと学び、高校生のうちにTOEIC700点を超えられるようにすることを1つの目標として念頭に置き、地道に学んでいきましょう。

2年生

基礎を中心に1年生でしっかりと学んできて、軌道に乗ってきた頃です。
2年生になると中学生生活にも慣れ、学校の勉強と家庭での勉強の仕方、勉強と部活動などの他の活動とのやりくりなどが上手にできるようになってきたのではないでしょうか。

そんな2年生からは、少しずつペースアップして、3年生の範囲も先取りしていきましょう。
基礎固め、苦手の克服は重視しつつも、余裕がある時期にどんどん先の範囲も学んでいきます。

中には2年生のうちに3年生までの範囲を終わらせる中学校もあります。

先取りを進めていく中でも、苦手や疑問はそのままにせずにしっかり復習し、暗記するのではなく、理解することを意識して学ぶことが大切です。

3年生

3年生での学び方は、ケースによって変わります。

例えば、高校受験もする場合は、高校受験対策を優先しましょう。
医学部合格の道に近づける高校に合格することがまずは大切です。
医学部受験を意識しながらも、その夢が叶えられるような環境である、医学部進学率の高い高校に進学できるよう対策していきましょう。

中高一貫校に在学している場合は、これまで通りに基礎を着実に学ぶことが第一ですが、得意教科は高校の範囲も先取りして学んでいくことができます。
高校受験がないという中高一貫校のメリットを生かして、中学、高校の垣根を超えて、どんどん学んでいきましょう。
そうすることで、高校入学後に復習、応用練習に多くの時間を割くことができます。

こうして、自分の置かれている状況に合わせて、目標設定をして学んでいくことが大切です。

中学生の医学部受験対策のポイント

学年別の勉強の内容、方法をまとめましたが、今度が中学3年間を通しての学び方のポイントをお伝えします。

基礎をおさえる

医学部という大きな目標があるからこそ、基礎を怠らずにしっかりと学んでいくことが中学生の時期には大切です。

医学部受験対策というと難問を解いたり、応用問題を中心に取り組んだりするべきなのではないかと考えるかもしれません。

しかし、今後そうした難問が解けるようになるためにも、基礎が重要です。
中学の教科書の範囲の内容に繰り返し取り組み、全ての教科において基本が完璧にできるようにしましょう。

苦手教科を作らない

中学生から医学部受験対策を意識して始めることで、苦手教科は作らないようにしましょう。

誰しも、得意、不得意というのはあって当然です。
しかし、苦手だと感じてもそのままにせず、中学生のうちに克服して置きましょう。
苦手が見つかっても、それを得意に変える余裕が持てるのが中学時代です。

もし、苦手教科があり、そのままにしてしまうと、医学部受験の選択肢が狭まってしまいます。
より広い選択肢を持ち、医学部の中でも希望する大学に入学するためにも、しっかりと全教科を頑張っていきましょう。

得意教科は伸ばす

基礎を大切にしながらも、得意な教科の勉強は、どんどん進めていきましょう。
得意教科は負担に感じず楽しめるペースで、高校範囲まで先取りしていくといいです。

得意教科を先取りしておくことで、高校に入った時に気持ち的にも余裕が生まれます。
もし、他の教科で難しい分野が出てきても、得意教科の学習ペースに余裕があれば、他の教科の学びに時間を割くことができるからです。

得意教科で高得点を狙うことで、他の教科のミスをカバーすることにもつながります。

医学部予備校を中学生のうちから活用!

勉強のやり方は様々です。
家庭学習を自分で行う、通信教材を活用する、学習塾に通うなどが一般的かもしれません。

しかし、医学部を目指す意志が固まっているなら、中学生のうちから医学部予備校を利用するのもおすすめです。

独学・学習塾ではできない効率良い学習が可能

中学生のはじめのうちは、自分のペースで、家庭学習に取り組む人が多いかもしれません。
しかし、独りよがりにがむしゃらに勉強するのは効率が悪いです。

医学部入試までまだ時間があるとは言っても、一人ひとりに与えられる時間は平等であり、限られているので、ポイントをおさえて学ぶ必要があります。
カリキュラムに沿って、計画的に進めていくためには外部の力を借りた方が結果的にコスパが高くなることも多いです。

そして、中学生のうちは一般的な学習塾を選ぶ人もいますが、医学部を目指すなら専門予備校がおすすめ。

なぜなら、医学部専門予備校は医学部受験の知識、ノウハウに精通しているので、より計画的・効率的に学んでいけるからです。

各教科の基本をしっかりと学んでいきながらも、特に医学部受験で必要な科目のポイントをおさえてもらいながら学べます。
満遍なく学習を進める中でも、特に重視すべきポイントを教えてもらえるのが嬉しいです。

また、変化していく医学部受験の最新情報も知ることができ、様々なリサーチの手間も省けます。

独学のメリット・デメリットについてはこちらでも紹介しています。

医学部受験に精通したプロ講師の指導でモチベーションアップ


医学部予備校にお世話になれば、医学部受験の知識、経験が豊富なプロ講師と関わることができます。

医学部予備校は、現役合格を目指す高校生や浪人生などが多く通っています。
そうした現役受験生や浪人生を指導するプロ講師から、一足早く学んでいくのは有利でしょう。

また、モチベーションアップにも繋がります。
医学部受験という目標を中学生のうちからより明確に持ち、学んでいけます。

中学生におすすめの医学部予備校

現役受験生である高校生以上を対象とする医学部予備校が多いですが、中学生向けの指導もしている予備校もあります。
中学生も受け入れしている医学部予備校2つの特徴、魅力をお伝えします。

医進の会


大阪の医学部専門予備校としてはトップの実績を誇っている医進の会。
校舎は天王寺校、上本町校、谷町校の3つです。

集団授業ではなく個別授業を行う医進の会ではプロ講師と1対1で学んでいけるので、効率良い学習が可能です。

自習中には医学部生のチューターが無料で質問に対応してくれるなど、手厚いサポートでありながら、学費がリーズナブルなのも特徴です。

中学生から対応可能で、1教科から個別のカリキュラムを作成し、学習を進めていきます。
中学生の場合、主要科目となる英語と数学を中心に学びます。

メビオ


医学部専門予備校のメビオでは、少人数制の授業を行なっています。

中学生は「中高一貫コース」での受け入れとなります。
中学1年生の4月スタートで、英語と数学を週に1回ずつ受講。
学年の途中で入会したい場合は、個別指導でも対応できるので、個人に合わせたカリキュラムで指導していきます。

自習室はいつでも利用でき、わからないことはすぐに質問できる環境です。

この記事をシェアする
【免責事項】※このサイトの掲載情報については独自に収集した内容が基になっていますので、最新情報や詳細は、医学部予備校の公式ホームページをご確認ください